プロフィギュアスケーターの本田真凜が、24歳の誕生日である2025年8月21日に、自身初となる写真集を講談社より発売することが発表された。現役引退後もスケートを中心に活動の幅を広げてきた本田にとって、本作は新たな表現の場となる。
本田は2016年に世界ジュニア選手権を制し、日本女子フィギュア界の中心選手として活躍。2024年1月に現役を退き、プロへと転向した。その後はフィギュアスケートショーへの出演や俳優デビューなど、多方面での挑戦を続けている。
写真集の撮影地には、自らの希望で台湾の台中と高雄を選んだ。幼少期から試合やアイスショーで何度も訪れてきた思い出の地であり、夏生まれの“Marin”らしいリゾート感とノスタルジーが漂うロケーションとなっている。街を歩く自然体の姿から、浜辺やプール、バレエスタジオ、ホテルの一室などで撮影されたドラマティックなカットまで、多彩な表情とシーンが収められている。
中でも注目されるのは、アスリートとして鍛え上げられた肉体のしなやかさと力強さ。少女のような無垢な横顔から、大人の女性としての艶やかな一面まで、本田の幅広い魅力が凝縮されている。氷上とは異なる、透明感と芯の強さを感じさせる一冊に仕上がっているという。
本田は「いつか写真集を出したいという思いがついに形になった」と語り、「今の自分をぎゅっと詰め込んだ、大切な作品になった。台湾での撮影は、プールにドレスで入ったり、朝焼けの海辺を走ったりと、すべてが楽しい時間だった」と振り返っている。
なお、写真集の発売に合わせて、8月23日には都内でお渡し会の開催も予定されている。