BTSのジンが、7月12日から13日にかけて大阪の京セラドームで開催された初のソロドームコンサート「RUNSEOKJIN_EP.TOUR」で、圧倒的な人気を証明した。会場は最上階の制限付き視界席を含め全席が完売し、2日間で13万人の観客を動員した。
このコンサートは、ジンが2024年11月にリリースした初のソロアルバム「Happy」と、2025年5月にリリースされた2枚目のアルバム「Echo」をサポートするツアーの一環である。ジンは自身のYouTubeコンテンツ「Run Seok Jin」にちなんで名付けられたこのツアーで、9都市で各2公演、計18公演を予定している。
J-HOPE、ベルリン・ロラパルーザで7万人を魅了
同時期に、J-HOPEはドイツ・ベルリンのオリンピアシュタディオンで開催された音楽フェスティバル「ロラパルーザ」のヘッドライナーを務め、7万枚のチケットを完売させた。
7月13日の公演は、J-HOPEの初のソロワールドツアー「Hope on the Stage」の一環であり、2022年のアルバム「Jack in the Box」と2024年のEP「Hope on the Street Vol. 1」をフィーチャーした。J-HOPEは2024年10月に兵役を終え、2025年2月からソウルで始まったツアーでアジアと北米の主要都市を巡っている。
韓国のファンも、両者の成功に熱狂
韓国のネットユーザーたちは、ジンとJ-HOPEのソロコンサートのチケット完売に驚きと興奮を隠せないようだ。ファンコミュニティでは、「BTS以外のボーイズグループに興味がない理由がわかる」「グループのカムバックが楽しみ」「スタジアム規模のワールドツアーが実現したらすごいことになる」といった声が上がった。また、「ジンは今日、Weverseで4回もライブ配信した。なんて素敵な人だ」「グループでのロラパルーザやコーチェラ公演が見たい」とのコメントも見られ、ファンの期待が高まっている。
ツアーの背景と今後の展望
ジンの「RUNSEOKJIN_EP.TOUR」は、6月の韓国・高陽を皮切りに、日本(千葉、大阪)、米国(アナタ、ダラス、タンパ、ニューアーク)、英国(ロンドン)、オランダ(アムステルダム)を巡り、8月10日に終了予定。
J-HOPEの「Hope on the Stage」は、2月のソウルから始まり、米国、メキシコ、フィリピン、日本、シンガポール、インドネシア、タイ、マカオ、台湾を巡り、6月14日に高陽でフィナーレを迎えた。
両ツアーは、BTSのグループ活動休止期間中にメンバーが個々の才能を発揮する場となり、2025年後半のグループ再結成に向けた期待をさらに高めている。
ファンへの特別な取り組み
ジンの大阪公演(7月12日)は、アジア10カ国(韓国、日本、台湾、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、香港)の映画館でライブビューイングが実施され、会場に足を運べないファンにも感動を届けた。また、ジンは需要に応じた価格変動を避ける「オールイン価格」モデルを採用し、透明で公正なチケット価格を提供している。J-HOPEもソウル公演でライブストリーミングを実施し、グローバルなファンとの繋がりを強化した。