「嵐」の松本潤(41)が、7月24日放送のTBS系「櫻井・有吉 THE夜会」(木曜後9時50分)に出演し、櫻井翔(43)とともに中学時代の思い出を語った。来年春のツアーでグループ活動に終止符を打つ嵐のメンバーである2人は、約30年の付き合いを持つ。番組では、24年ぶりの2人きりのロケ企画で、都内の思い出の地を巡った。
ロケ中、櫻井が運転する車内で流れたのは、アニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(影山ヒロノブ)。松本は「2人で聴く曲じゃないよ」と苦笑いした。櫻井が「松潤の中学卒業式の日に、松潤の家に行った」と振り返ると、松本は「帰ったら寝てたよ」と驚きのエピソードを披露。松本が卒業証書を手に帰宅すると、櫻井がベッドで寝転びながら「卒業式おめでとう!」と声をかけたという。番組では、櫻井がベッドで本を読んでいるイラストも挿入された。
さらに、櫻井は「松潤の部屋の天井に孫悟空のポスターが貼ってあった」と指摘。松本は「相葉君やニノ(二宮和也)も、ドラゴンボールのポスターが天井と壁に貼ってあったと言っていた」と認め、懐かしい記憶を共有した。
高校進学を決めた櫻井の言葉
番組では、松本が高校進学を迷っていた当時のエピソードも明かされた。櫻井によると、渋谷の映画館近くで松本が「高校に行かないでおこうかな」と話していたという。これに対し、櫻井は「高校行った方がいいんじゃないの。頑張りなよ」とアドバイスした。
松本はこの言葉を鮮明に覚えていると述べ、「本当に行く気がなかった」と当時の心境を振り返った。15歳でジャニーズJr.として人気だった松本は、音楽編集に時間を費やしたいと考えていた。しかし、櫻井の「学校は行っておいた方がいいよ」という一言が転機となり、高校進学を決意した。「その一言が本当に大きかった」と松本は感謝の気持ちを語った。
30年の絆と未来への展望
初対面から約30年、松本と櫻井は互いの人生の節目に影響を与えてきた。今回のロケでは、2人の深い信頼関係とユーモアあふれるやりとりが垣間見えた。嵐としての活動は2026年春で終了するが、2人の絆は今後も続くだろう。番組は、ファンにとって貴重なエピソードと共に、2人の変わらぬ友情を印象づけた。