フィリピンのボーイグループSB19が、Netflixで配信中の『Pagtatag! The Documentary』で、グループ結成から7年間の歩みを振り返った。パブロ、ジョシュ、ステル、ケン、ジャスティンからなる5人組は、米誌Varietyの独占インタビューで、P-POPシーンへの思いと今後の展望を語った。
人間らしい苦悩と挑戦を公開
本作では、SB19がP-POPアイドルとしての華やかな姿だけでなく、日常の苦悩や挑戦を赤裸々に描いている。ステルは「日々直面する挑戦について本音で話すことは重要だ。メンタルヘルスや業界のプレッシャー、個人的な悩みを開示することで、偏見を打破し、アーティストやパフォーマーであっても人間であることを示したい」と述べた。
さらに、ファンとの絆について「我々の音楽が、悲しみや暗い時期を乗り越える助けになったり、目的や強さを感じさせたりしたと聞くのは、最高の形で心を揺さぶられる。ファンもまた我々を救ってくれている」と語り、相互の支え合いを強調した。
P-POPのグローバル展開を目指す
SB19は本作を通じて、P-POPコミュニティ全体の認知度向上を目指している。ジョシュは「我々の目標はSB19を超えるものだ。P-POPが世界的に認められ、文化や芸術、経済を支えることを願っている。大きな夢だが、全ては繋がっている」と語った。
初見の視聴者に向けて、ジョシュは「どんな夢も大きすぎることはない。努力を続ければ実現できる。我々の物語は音楽だけでなく、自分を信じることの大切さを伝えている」とメッセージを送った。
(C) 1Z Entertainment