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サラ・ジェロニモとSB19、コラボシングル「Umaaligid」公開で話題沸騰

フィリピンのポップスター、サラ・ジェロニモとP-POPグループSB19のコラボシングル「Umaaligid」が7月30日に全ストリーミングプラットフォームで公開された。この楽曲は、サラが設立した新レーベルG Musicの初リリース作品となる。アップビートでエネルギッシュなサウンドが特徴で、フェイクニュースやメディア操作といった現代的なテーマを扱う社会的なメッセージが込められているという。

SNSとiTunesチャートで反響

リリース直後、G Musicは公式Xアカウントで「Umaaligid」がX上で1位と2位にトレンド入りしたことを発表。「全プラットフォームで配信中!Xで#1と#2にトレンド入り!ありがとう!引き続き盛り上げていきましょう!」と投稿した。さらに、「Umaaligid」の2バージョンがフィリピンのiTunesチャートで1位と2位を一時独占。YouTubeの公式ミュージックビデオは公開から間も無くで50万回以上の再生回数を記録し、ファンの熱狂的な支持を集めている。

10分間のスリリングなミュージックフィルム

「Umaaligid」のリリースと同時に、10分間のミュージックフィルムがサラの公式YouTubeチャンネルで公開された。この映像は、殺人ミステリーをテーマにした犯罪スリラーで、サラとSB19のメンバー(パブロ、ジョシュ、ステル、ケン、ジャスティン)が容疑者として登場。パーティーで起きた事件を軸に、敵役ビクターとの対立が描かれる。ビクターはポーカーでケンを出し抜き、ステルの父のギターを壊し、ジャスティンのドリンクに細工をするなど、挑発的な行動を繰り返す。サラはビクターから妹リリーを救う場面も演じ、緊張感あふれるストーリーが展開される。ファンからは「初めてミュージックビデオでハラハラした。次はいつ?」といったコメントが寄せられた。

ファンからの熱い反応

ファンはXやYouTubeで「Umaaligid」を絶賛。「サラとSB19の組み合わせは歴史的!」「OPMの最高峰」と称賛する声が広がった。特に、サラの力強いボーカルとSB19のラップが融合したダイナミックな楽曲構成や、フェイクニュースへの鋭いメッセージが共感を呼んでいる。あるファンは「ミュージックビデオがまるで映画のよう。サラとSB19の新たな一面が見られた」とコメントした。

G Musicの新たな船出

「Umaaligid」は、サラと夫マッテオ・グイディチェリが設立したレーベルG Musicの初リリース作品。マッテオは「22年以上にわたり、サラは音楽に心を注いできた。G Musicは彼女の音楽を所有し、遺産を築くための新たなステップ」とコメント。レーベルはコラボレーションや透明性を重視し、今後他のアーティストにも門戸を開く予定だ。サラはG Musicの社長兼クリエイティブディレクターを務め、創造的な自由を追求する。

サラとSB19のコラボの背景

サラとSB19は2023年にAcerのテーマソング「Ace Your World」で初コラボを果たしており、「Umaaligid」は2度目の共同作品となる。2024年10月にコラボの可能性が示唆され、7月18日にサラが公式SNSでリリース日を発表。クリプトな歌詞とともに期待を煽った。本作は、サラが作曲にも参加し、SB19のメンバーやThyro Alfaroらと共同で制作。サラはプロデューサーとしても名を連ね、音楽的・視覚的な完成度を高めた。

今後の展望は

サラとSB19は8月9日のAcer Day 2025コンサートで共演予定で、「Umaaligid」のライブパフォーマンスが期待される。SB19は現在「Simula at Wakas」ワールドツアーを進行中で、4月に同名のEPをリリース。サラは2023年に「Treading Water」や「My Mind」などのコラボ曲を発表し、2024年にはBillboard PhilippinesのWomen In MusicでBINIに賞を贈呈するなど、音楽シーンで存在感を示している。


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