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「互いが幸せならそれでいい!」 — 手越祐也、7年ぶりドラマ復帰で及川光博の恋人役を熱演「ぼくたちん家」10月スタート

タレントで歌手の手越祐也(37)が、2025年10月より放送開始の日本テレビ系ドラマ「ぼくたちん家」(日曜22:30)に出演する。手越がドラマに出演するのは、2018年の「ゼロ 一獲千金ゲーム」以来約7年ぶりとなる。本作では、及川光博(55)演じる主人公・波多野玄一の恋の相手役である中学教師・作田索を演じ、トレードマークの金髪から黒髪に変身して新境地に挑む。

ホーム&ラブコメディの物語

「ぼくたちん家」は、心優しいゲイの波多野玄一が、クールなゲイの中学教師・作田索に恋をし、2人で家を購入しようとするところから始まるホーム&ラブコメディである。物語は、トーヨコ(豊島区池袋周辺に集まる若者たち)にたむろする15歳の少女・楠ほたるが現れ、「3000万円で親のフリをしてほしい」と提案することで、3人の奇妙な共同生活が展開する。LGBTやトーヨコといった現代的なテーマを織り交ぜ、笑いと感動を届ける。プロデューサーは、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年)で手越とタッグを組んだ河野英裕が務める。

手越祐也と及川光博のコメント

手越はオファーについて、「プロデューサーの熱い想いに感銘を受け、素直に嬉しかった。脚本が進むごとに僕の考える“索”のイメージに近づき、感動した」と語る。及川との初共演については、「初対面から『ミッチー』と呼んでしまった(笑)。気さくで明るい方で、楽しい撮影になりそう」と期待を述べた。また、「愛の形は人それぞれ。互いが幸せならそれでいいという思いや、『みんなが同じでなくてもいい』というメッセージを伝えたい」と作品に込めた思いを明かした。

一方、及川は手越について、「私も“陽キャ”と思われがちだが『ビジネス陽キャ』。手越くんは天然の陽キャで、現場のムードメーカーとして心強い」と絶賛。「和気あいあいとした現場から、楽しいドラマを作りたい」と意気込みを語った。

プロデューサーの期待

河野英裕プロデューサーは、手越の起用について、「『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』での健気で愛嬌たっぷりの姿を今も覚えている。派手な笑顔の裏にある人間くささや弱さをどう見せるか楽しみ」とコメント。「ミッチー&手越の化学反応は想像を超える。バラエティとは異なる俳優・手越祐也を目撃してほしい」と呼びかけた。

2人の“王子”の掛け合いに注目

手越と及川は、ともに“王子様”キャラとして知られる。本作では、互いのポジティブなエネルギーが織りなす掛け合いが、物語の魅力を一層引き立てるだろう。手越の黒髪姿も話題となり、視聴者に新たな一面を見せる。


(C) 日本テレビ