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SB19、シンガポールでサプライズストリートライブ 大規模な盛り上がりでファン魅了

フィリピンのP-POPグループSB19が、8月23日にシンガポールでサプライズストリートライブを行い、大きな反響を呼んだ。グループは公式インスタグラムで、予想を超える大規模なパフォーマンスとなったことを報告。現地のファンや通りすがりの観衆が集まり、熱狂的な盛り上がりを見せた。このストリートライブは、SB19の「Simula at Wakas」ワールドツアーの一環として行われたもので、グループは台湾でも同様のストリートパフォーマンスを実施している。

シンガポールでのストリートライブ

SB19は、シンガポールの街頭で代表曲「DUNGKA!」や「DAM」を披露。突発的なパフォーマンスにもかかわらず、多数のファンが集まり、熱い声援を送った。インスタグラムの投稿では、「予想以上に大きなイベントになった!サプライズパフォーマンスにもかかわらず、応援してくれた皆さんのおかげ」と感謝を述べ、「大勢の観衆とパフォーマンスを共有できたのは信じられないほど。忘れられない思い出になった」と感動を伝えた。

これまでのストリートライブ実績

SB19にとってストリートライブは初の試みではない。以前、台湾の台北駅(台北市中正区)でストリートライブを行い、ファンを魅了した実績がある。今回のシンガポールでのパフォーマンスも、グループのグローバルな人気と即興性の高さを示すものとなった。

「Simula at Wakas」ワールドツアー

シンガポールでのストリートライブは、SB19の「Simula at Wakas」ワールドツアーの一部として実施された。このツアーは2025年4月にリリースされたアルバム「Simula at Wakas」を引っ提げ、6月のフィリピンアリーナでの公演を皮切りにスタート。シンガポールでは8月24日にArena @ Expoで開催されたコンサートも好評を博し、シンガポールの歌手ベンジャミン・ケンとインドネシアの歌手アルマとのコラボレーションも話題となった。

グループの背景

SB19は、パブロ、ジョシュ、ステル、ケン、ジャスティンからなる5人組で、P-POP(ピノイ・ポップ)のパイオニアとして知られる。2018年のデビュー以来、ビルボード・ミュージック・アワードに東南アジアのアーティストとして初ノミネートされるなど、国際的な注目を集めている。シンガポールでは2022年以来の公演となり、ファンベース「A’TIN」の拡大と共に、会場規模も増大している。

ファンと地域の反応

シンガポールでのストリートライブとコンサートには、フィリピンだけでなくインドネシアやドバイなどからのファンも駆けつけた。コンサートではタガログ語の歌詞に英語訳をスクリーンに表示する配慮がなされ、多国籍な観客に対応。地域のアーティストとのコラボレーションは、東南アジアの音楽シーンの可能性を示すものとして高く評価された。


(C) 1Z ENTERTAINMENT