野田サトルの人気漫画「ゴールデンカムイ」を原作とした実写映画の第2弾「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」が、2026年3月13日に全国公開される。主演の山崎賢人が元陸軍兵・杉元佐一を、アイヌの少女・アシリパ役を山田杏奈が続投。眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、中川大志、北村一輝、池内博之、井浦新、玉木宏、舘ひろしら豪華キャストが集結。ティザービジュアルと特報映像も公開され、シリーズ最大の戦いが予告されている。

ストーリーと見どころ
本作は、明治末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡る壮絶な争奪戦を描くサバイバル・バトルアクション。網走監獄を舞台に、杉元とアシリパが「刺青人皮」の手がかりを追い、謎の人物「のっぺら坊」と対峙する。ティザービジュアルでは、炎の中で銃を構える杉元とアシリパ、背後にのっぺら坊が登場。特報映像では、白石由竹(矢本悠馬)、尾形百之助(眞栄田郷敦)、鶴見中尉(玉木宏)、土方歳三(舘ひろし)らおなじみのキャラクターが登場し、囚人たちとの激しい戦いの中、「俺は不死身の杉元だ!!」と叫ぶ杉元の姿が収められている。物語は謎解き、アクション、愛と友情が交錯し、笑いも約束される。
シリーズの軌跡
「ゴールデンカムイ」は累計発行部数3000万部(2025年8月時点)を誇る人気漫画で、実写化は困難とされてきた。2024年1月公開の第1弾映画は週末動員ランキング1位(興行通信社調べ)を獲得。続く「連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」(2024年10月WOWOW放送・配信)は、WOWOWドラマジャンルで史上1位のヒットを記録。Netflixでは59の国と地域でTOP10入りし、週間グローバルTOP10(非英語映画)で初週1位を獲得するなど、国内外で高い評価を得た。本作はシリーズの集大成として、さらなるスケールアップが期待される。
キャストとスタッフ
キャスト
- 杉元佐一:山崎賢人
- アシリパ:山田杏奈
- その他:眞栄田郷敦(尾形百之助)、矢本悠馬(白石由竹)、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、中川大志、北村一輝、池内博之、井浦新、玉木宏(鶴見中尉)、舘ひろし(土方歳三)
スタッフ
- 原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス)
- 監督:片桐健滋(「連続ドラマW ゴールデンカムイ」第3話・第5~8話)
- 脚本:黒岩勉(「キングダム」シリーズ)
- 音楽:やまだ豊(「今際の国のアリス」)
- 制作プロダクション:CREDEUS(「キングダム」「国宝」)
- プロデューサー:松橋真三(CREDEUS)、大瀧亮(WOWOW)
コメント
山崎賢人(杉元佐一)
「ついに杉元達が網走監獄へ。金塊を巡る三つ巴の戦いはまだ続く。新キャラクターや人気シーンも描かれ、前作とは異なる面白さとクオリティの向上がある。来年3月にスクリーンで皆さんにお届けできるのが嬉しい。パワーアップした続編を楽しみにしてほしい。」
山田杏奈(アシリパ)
「再びアシリパを演じられて嬉しい。網走を軸に、のっぺらぼうを追う重要な物語。丁寧に真摯に演じることを心がけた。胸を張って届けられる作品なので、公開を楽しみにしてほしい。」
野田サトル(原作者)
「網走監獄は作品の転換点。スタッフの気合を感じた。実物大の監獄セットに圧倒された。大迫力の網走監獄を劇場で観てほしい。囚人役でカメオ出演を希望したが、スケジュールが合わず断念。鶴見中尉に殺されたかった。」
片桐健滋(監督)
「雪の降らない場所で豪雪に見舞われ、セットが倒壊するなど自然に翻弄されたが、皆で乗り切った。映像化の難しい部分は野田先生のアイデアに助けられた。緻密に練られた網走監獄襲撃編をスクリーンで楽しんでほしい。」
松橋真三(プロデューサー/CREDEUS)
「前作の映画とドラマが大ヒットし、才能を結集した本シリーズ。新作は物語、謎解き、アクション、愛と友情が胸を熱くし、笑いも約束する。冒頭にこれまでの振り返りを入れるので、初めての方も楽しめる。期待してほしい。」
大瀧亮(プロデューサー/WOWOW)
「前作の好評に感謝。金塊争奪戦のターニングポイントを迎える本作は、素晴らしいキャストとスタッフが集結。新キャラクターの解禁も楽しみにしてほしい。大スケールの物語を映画館で体験してほしい。」