WOWOWの連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-2」が2026年春より放送・配信される。全10話で、第1話は無料放送・配信予定。門脇麦が主演、ACEesの作間龍斗が共演し、2023年に放送された前作から3年ぶりの続編となる。原作は磯谷友紀の同名漫画(講談社)で、戦後間もない京都を舞台に、料理人・桑乃木いち日と夫・周の15歳差夫婦が料亭再建に奮闘するグルメラブストーリー。シーズン2では新たな家族や試練が物語を動かす。
ストーリーと見どころ
前作では、経営難の料亭「桑乃木」を救うため、いち日(門脇麦)が大阪の老舗ホテル経営者の三男・周(作間龍斗)と政略結婚し、絆を深めていく姿が描かれた。シーズン2は結婚1年後を舞台に、新たな家族や周の兄・栄の登場により、料亭に再び困難が訪れる。夫婦の信頼関係が基盤となりつつ、「家族」としての成長がテーマ。西洋と和食が融合した料理や、胸を温めるエピソードが魅力で、視聴者にお腹を空かせて楽しんでほしいと門脇が語る。撮影は京都で進行中、写真家・末長真によるビジュアルも公開された。
キャストコメント
門脇麦(桑乃木いち日役)
「続編の可能性を聞いてから時間が経ち、決定を聞いて本当に嬉しかった。同じスタッフが多く、3年経ったとは思えないほど自然に現場に入れたが、京都弁は相変わらず格闘中。シーズン1ではぎくしゃくから寄り添う過程だったが、シーズン2は信頼関係から家族になる変化が大きな見どころ。美味しい料理と心温まるエピソードが盛りだくさんなので、お腹を空かせて見てほしい。」
作間龍斗(桑乃木周役)
「続編決定で『また京都に行ける!』と夏休みのような気持ちになった(笑)。門脇さんとお互い変わらないと話したが、シーズン1との繋がりが自然にできた。新しいキャラクターやテンポ感の速さ、遠距離恋愛のような展開、年の差の壁がもどかしい恋模様を描く。周のいち日への愛情も深まり、年相応の姿も見られる。原作ファンも初めての方も、シーズン1から見て楽しんでほしい。」
スタッフコメント
松本壮史(監督)
「3年ぶりに『ながたんと青と』の世界を紡げて嬉しい。門脇さんは明るさとアイデアで作品を牽引し、作間さんは安定感ある俳優に成長。前作は夫婦になる物語だったが、今作は家族になるテーマ。悩みながら成長する2人を見守ってほしい。おなじみのキャラクターや一癖ある新キャラクターも注目だ。」
磯谷友紀(原作者)
「シーズン2の決定は嬉しい。シーズン1の美しい映像に涙した。脚本は要素が多く、打ち合わせを重ねて胸熱シーンが満載。撮影見学ではセットや大原千鶴先生の料理に感動。新キャラクターと素晴らしい俳優陣の演技が楽しみ。放送を期待してほしい。」
放送・配信情報
- 番組名:
連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-2」 - 放送・配信開始:
2026年春、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド(全10話、第1話無料) - スタッフ:
- 原作:磯谷友紀「ながたんと青と -いちかの料理帖-」(講談社)
- 脚本:川﨑いづみ
- 演出:松本壮史、市岡歩
- 料理監修:大原千鶴
- 出演:
門脇麦、作間龍斗(ACEes)ほか
制作陣と背景
監督は松本壮史(「サマーフィルムにのって」)と市岡歩、脚本は川﨑いづみ、料理監修は大原千鶴が前作から続投。門脇麦は「リバーサルオーケストラ」「厨房のありす」などで実力を発揮し、作間龍斗は大河ドラマ「光る君へ」や映画「からかい上手の高木さん」で注目される。京都の老舗料亭を再現したセットや、和洋折衷の料理は前作同様、視覚的魅力となる。
期待される影響
シーズン1で話題を呼んだ15歳差夫婦の化学反応が、シーズン2でさらに深まる。SNSで続編を望む声が多かった本作は、新キャラクターや家族テーマの導入で新たな視聴者を惹きつけるだろう。門脇と作間の自然な演技、京都の情緒ある映像、食欲をそそる料理描写が、グルメとラブストーリーの融合として幅広い層に訴求する。