乃木坂46の久保史緒里(24)が、2025年9月16日にグループからの卒業を発表し、翌17日深夜のニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』で卒業への思いを語った。放送では、卒業後は芸能界を引退し、地元・宮城県に帰るつもりだったことや、一時は楽天の広報職を目指していたことを明かした。久保は2025年11月26日・27日に横浜アリーナで開催される卒業コンサートをもって乃木坂46を卒業する。
卒業と芸能界引退の計画
久保は番組内で、「卒業してから、引退しようとしていたんです。この世界をやめて、地元に帰ろうと思っていたんです」と告白。さらに、「もっと正直なことを言うと、楽天の広報をやろうと思っていたの(笑)」と、具体的な転身案を明かした。乃木坂46での活動に全力を注いできたが、『オールナイトニッポン』を通じてラジオでの縁や新たな可能性を感じ、「まだまだ自分にやれることがあるんじゃないかなと思えた」と語り、東京での活動継続を決意した。
久保史緒里の経歴
久保史緒里は2001年7月14日生まれ、宮城県出身。乃木坂46の3期生として2016年に加入し、グループの中心メンバーとして活躍。俳優としては、2022年の映画『左様なら今晩は』で初主演を務め、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)、映画『リバー、流れないでよ』(2023年)、映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(2023年)、配信ドラマ『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』(2023年)、舞台『天號星』(2023年)などに出演。2023年7月には1st写真集『乃木坂46 久保史緒里1st写真集 交差点』を発売し、話題を呼んだ。
卒業コンサートと今後
9月16日、乃木坂46公式サイトおよび本人のブログで卒業を発表。卒業コンサートは11月26日・27日に横浜アリーナで開催される予定。久保は「今後とも、久保史緒里、乃木坂46の応援のほどよろしくお願いいたします」とファンにメッセージを寄せた。番組の模様は放送後1週間、radikoで視聴可能。
ファンへの影響は
久保の卒業発表はファンに衝撃を与えつつ、ラジオでの率直な語りが話題に。芸能界引退を考えていた過去や、新たな挑戦への意欲を語ったことで、今後の活動にも注目が集まる。楽天の広報という意外な転身案にはユーモアも感じられ、ファンの間で反響を呼んでいる。