SixTONES、東北新幹線とコラボキャンペーン開始 新曲「Shine with U」をCMソングに起用

JR東日本グループは、6人組アイドルグループ・SixTONESを起用したキャンペーン「Enjoy! SixTONES, Enjoy! ShinKANSEN.」を2025年10月1日から2026年9月30日まで実施する。キャッチコピーは「もっと楽しく。もっと遠くへ。新幹線の旅を、僕らといっしょに。」だ。新幹線で行く東北の旅の魅力を伝えることを目的とし、JR東日本の2024年6月に発表した中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」の一環として位置づけられる。この戦略では、地域資源を活かした観光促進と、多様な趣味嗜好に基づくコンテンツ軸による都市と地方の流動活性化を目指す。

キャンペーンは、テレビCMの放送、新曲の発車メロディ使用、車内限定音声コンテンツ、ARフォトフレーム、プレゼント企画などを通じて、東北の魅力と新幹線の利便性をPRする。

新CMと新曲の詳細

10月1日から全国で放送される新CM「Enjoy! SixTONES, Enjoy! ShinKANSEN.」篇では、SixTONESのメンバーたちが新幹線ホームに向かう様子を描く。ジェシーが階段を見上げ「もっと、遠くへ行こう」と呼びかけ、他のメンバーが期待に胸を膨らませて続くシーンが印象的だ。まだ見ぬ景色や新たな出会いへのワクワク感を表現し、東北への旅の始まりを象徴する。CMソングはキャンペーン用に書き下ろされた新曲「Shine with U」で、アップテンポな曲調が旅の高揚感を高める。

キャンペーンサイト(https://www.jreast.co.jp/sixtones_shinkansen/)では、15秒バージョンを2025年9月24日から公開。30秒バージョンとメイキング映像は10月1日から配信される。メイキングでは、メンバーたちの撮影裏側が明かされ、ファンに親近感を与える内容だ。

発車メロディと車内限定コンテンツ

新曲「Shine with U」は、10月1日から2026年3月31日まで、東京駅、上野駅、大宮駅の新幹線ホームで発車メロディとしてアレンジ版が使用される。旅立つ瞬間の興奮を演出する。

東北新幹線(郡山駅~新青森駅間)では、音声ARアプリ「Locatone」を利用した車内限定音声コンテンツを展開。メンバー6人による東北6県の見どころ紹介を、Re:Senseの空間音響技術で立体的に体験可能だ。松村北斗は「東北6県の見どころについて話したんですけど、まだまだ詳しくないこともたくさん出てきて、話しながら学ぶことができてすごく楽しかったです」とコメント。ストーンサークル(秋田・大湯環状列石)への訪問意欲を語る。

ARフォトフレームとプレゼントキャンペーン

東北エリアの12駅に設置されたポスターのQRコードを読み取ると、SixTONESメンバーと撮影できるオリジナルARフォトフレームが利用できる。旅の記念写真をグループと共有する楽しさを提案する。

また、10月1日から12月19日までに東北6県の東北・秋田・山形新幹線駅を着駅とする新幹線eチケットを利用し、JRE POINTキャンペーンサイトからエントリーした人を対象に、抽選で600名にSixTONESメンバーがデザインしたオリジナル駅名標キーホルダーをプレゼントする。各メンバーの個性を反映したデザインが特徴だ。

SixTONESメンバーコメント

キャンペーンキャラクター就任の感想をジェシーは「とてもうれしかったです。僕たちはツアーでよく新幹線を使わせていただきますし、旅行などでもそれぞれメンバーも使っているので、改めてSixTONESをきっかけに、新幹線や東北の魅力が1人でも多くの方に伝わったらいいなと思っています」と述べる。

新曲について京本大我は「すごくアップテンポな曲調なんですけどエモーショナルなフレーズもたくさん詰まっていて、旅に出るときの高揚感とか期待感もたくさん感じられると思いますので、ぜひ旅先とか新幹線の中だったりとか、いろんなところで聴いていただきたいです」と紹介。

温泉好きの高地優吾は「個人的にすごく温泉が好きで、温泉ノートも作っているんですが、秋田県の玉川温泉と乳頭温泉に行きたいなと書いていて、酸性度が強い温泉なので1回入ってみたいなと思います」と東北の温泉に期待を寄せる。旅行の習慣として森本慎太郎は「その土地の写真を撮ったりします。森だったり、風景だったり。あと僕はスーパーとか道の駅に行くのが好きで、その土地の良さを思い出にしています」と語る。

グループ旅行のテーマを田中樹は「俺ら6人っていうとやっぱり『絆』。エモい系がいいなと思います。例えばだけど、本州の最北端の方に行って、夕日に向かってメンバーへの思いを叫ぶみたいな。今結成10周年、デビュー6周年ももうすぐということで、僕たちにとってもアニバーサリー的な期間でもあったりするので、今までを振り返りつつもここからさらにがんばるぞという意味も込めて、みんなと旅できたらいいなと思います。あとSixTONESの6にかけて、東北6県完全制覇!!とか、それぞれのおいしいものを食べたりとかですかね」と提案する。


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