(G)I-DLEのメンバー、シュファ(SHUHUA、25)が、19日に神戸・GLION ARENA KOBEで行われた日本ツアー「i-dle First Japan Tour 2025」の公演で、健康状態についてファンに直接語った。腰痛が悪化し、車椅子を使用するほど深刻化していることを明かし、治療の副作用として体重増加の可能性を挙げ、事前の減量を説明。公演後、シュファは「身体が許さない」とファンとの挨拶を控える可能性を示唆し、メンバーやファンへの謝罪を繰り返した。公式発表はないが、ファンアカウントやオンラインコミュニティで内容が共有され、19日時点でK-POPニュースサイトで報じられている。

シュファの詳細なメッセージ

公演中、シュファはステージ上で正直に語り始めた。腰痛が最近悪化し、車椅子が必要になったと告白。「身体も心も疲れ果てている」とし、理想的なパフォーマンスができなかったことをメンバーとファンに謝罪した。公演後の挨拶についても「身体が許さないかもしれない」と述べ、メンバー(例: MinnieやYuqi)が落ち込んだ表情を見せたら「悲しまないで」と呼びかけ、「それを見たら私の心がもっと痛む。私のせいだと思うから」と感情を吐露した。治療薬の副作用として体重増加を挙げ、「後で太っても快適でいられるよう、事前に少し減量している」と説明。将来的に痩せた姿を見せても心配不要とし、「治療のためだ」と強調。最後に、徹底的な医療検査を受けると約束し、「信じて理解してほしい」とファンに理解を求めた。

背景と過去の健康問題

シュファの腰痛は、グループの激しいスケジュールが影響している可能性が高い。(G)I-DLEは2024年に世界ツアー「i-DOL」を成功させ、2025年は日本初アリーナツアーを展開中。10月4-5日に埼玉スーパーアリーナ、18-19日に神戸で公演を実施。過去には、2024年2月にインフルエンザA型感染で活動休止、MinnieとYuqiも体調不良を経験。シュファは2024年12月のiHeartRadio Jingle Ballで体調を崩したメンバーと連動して健康管理が課題となっていた。ファンの一部は、腰椎ヘルニアの可能性を指摘し、治療薬(ステロイド系)が体重増加を引き起こすことを挙げ、「脊椎への負担増大を防ぐための減量は賢明」と分析している。

ファンの反応とネット上の議論

ニュース拡散後、X(旧Twitter)やRedditのK-POPコミュニティでシュファを心配する様子が多数見られた。ファンは「シュファの勇気に涙」「アイドルとして体型管理のプレッシャーが辛い」と心配し、支援メッセージが殺到。「慢性腰痛は10年以上の経験者として、痛みの激しさを理解する。回復を祈る」との体験談も共有された。一方、スペキュレーションとして「ヘルニア治療薬の副作用が一致」との声が上がり、Cube Entertainmentへの健康管理強化を求める意見も。AllkpopやKoreabooでは、ファンの投稿を引用し、「グループの結束が支えになる」とポジティブな側面を強調している。

今後の活動と懸念

Cube Entertainmentは19日時点で公式コメントを出していないが、公式SNSでは公演のハイライトを投稿し、グループ活動の継続を示唆。次回公演は未定だが、ツアー残り公演への影響が懸念される。K-POPアイドルの過酷なスケジュールが健康問題を引き起こす事例は多く、ファンは休養を望む声が強い。シュファの回復がグループの勢いに影響を与えないよう、事務所の対応が注目される。