東急不動産ホールディングスがタイトルスポンサーを務める「WDSF世界ブレイキン選手権2025久留米」が、12月12日(金)と13日(土)に福岡県久留米市・久留米総合スポーツセンター久留米アリーナで開催される。日本国内で初開催となる世界ダンススポーツ連盟(WDSF)公認の世界選手権で、パリ2024オリンピックで正式競技となったブレイキンの世界一を決定する。36カ国以上のトップ選手が参加し、コンセプト「ONE STEP CAN MOVE THE WORLD」に沿ったライブ感あふれるバトルが展開される。12日は予選、13日は決勝で、TBS系列28局ネットで決勝が放送予定だ。チケットは来場特典付きで販売中。
神山智洋の就任とテーマソング
WEST.の神山智洋(32)が、大会のスペシャルナビゲーターに就任し、テーマソングも担当することが19日に発表された。神山はグループ内で屈指のダンススキルを持つことで知られ、5歳からダンスを始め、多様なジャンルに挑戦してきた。ブレイキンとの出会いを振り返り、「さまざまなジャンルに挑戦する中でブレイキンと出会い、自分も格好良く技をきめてみたいと魅了されました。動画を何度も繰り返し見て技を分析し、見よう見まねで挑戦し、失敗を重ねながらも諦めずに挑戦しつづける日々を送っていました」と語った。パリ五輪では全試合をリアルタイムで視聴したほどで、「ブレイキンの魅力や選手の皆さまの輝きを伝えられるよう最大限に努めさせていただきます」と意気込みを述べた。13日の決勝では、会場でテーマソングを披露する予定だ。
神山のダンス経歴とブレイキンへの情熱
神山は兵庫県宝塚市出身で、2007年に関西ジュニアのHey! Say! 7 WEST(後のWEST.)に加入。家事も得意で「WEST.のオカン」と呼ばれる一方、ダンスや作曲の才能も発揮している。過去のインタビューでは、ブレイキンを「アクロバティックで自由な表現」と評価し、五輪での活躍に「胸が熱くなった」と興奮を明かした。今回の就任は、神山のダンス愛が国際大会と結びつく好例で、Xでは「#神山智洋」「#WESTꓸ」のハッシュタグがトレンド入り。「神ちゃんのブレイキンが見られる」「テーマソングで大会が盛り上がりそう」とファンから祝福の声が相次いでいる。
大会の意義と期待
ブレイキンはパリ五輪で世界的な注目を集め、若者文化の象徴として定着した。本大会は日本初のWDSF公認イベントとして、福岡県と久留米市が共催。観客参加型の演出やグッズ特典が用意され、単なる競技観戦を超えた体験を提供する。神山の参加により、ダンスの魅力をより身近に伝える効果が期待される。公式HPではチケット情報や選手紹介が公開されており、国内外のブレイカーから注目を集めている。大会を通じて、ブレイキンのグローバルな発展がさらに加速するだろう。