TBSは1月17日、俳優の松坂桃李が主演する日曜劇場『御上先生』(日曜・21時)に、岡田将生が出演することを発表した。本作は文部科学省官僚の奮闘と葛藤を描くドラマであり、松坂が演じる御上孝(みかみたかし)と岡田が演じる槙野恭介(まきのきょうすけ)の同期官僚としての関係性が物語の重要な軸となる。
物語のあらすじ
松坂桃李が演じる主人公・御上孝は、東大卒のエリート官僚として文部科学省に入省したものの、現実の制度運用や組織の壁に直面。新たに設けられた“官僚派遣制度”により私立高校『隣徳学院』へ出向を命じられる。学校現場での経験を通じて、官僚としての視点と教師としての視点を併せ持ちながら、日本の教育現場や制度改革に取り組んでいく。
槙野恭介は、御上と同期で文科省に残り続けたエリート官僚。互いにしのぎを削り合った二人が、異なる道を選びながらも、教育現場や行政組織の課題を通じて交錯していく姿が描かれる。
キャストとスタッフ
本作には吉岡里帆、臼田あさ美、及川光博、常盤貴子、北村一輝ら実力派俳優が脇を固める。また、生徒役として奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流など注目の若手俳優も出演する。
脚本は『新聞記者』の詩森ろばが手掛け、演出は宮崎陽平らが担当。音楽は『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる鷺巣詩郎が制作する。
岡田将生、8年ぶりの日曜劇場出演
岡田将生が日曜劇場に出演するのは、2017年の『小さな巨人』以来8年ぶりとなる。プロデューサーの飯田和孝は、岡田の起用について“松坂さんとの共演による同期官僚としての緊張感や感情のぶつかり合いが、ドラマに深みを与える”と語っている。
「御上と槙野の空間には、不思議と得体の知れない何かが生まれています。それが調和なのか、弾き合うものなのか。信頼、敬意、敵意、嫉妬など様々な感情が渦巻く関係性に注目してください」とコメントした。