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「おれたちがNYCだから!」 - 中山優馬ラストツアーで山田涼介&知念侑李と共演

歌手で俳優の中山優馬が1月28日、神奈川県民ホールで『YUMA NAKAYAMA LIVE TOUR 2025 Wings For The GOOD VIBES』の初日公演を開催した。1月31日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所する中山にとって、在籍中のファイナルツアーとなる。公演では、Hey! Say! JUMPの山田涼介、知念侑李がサプライズで登場し、かつてのユニット「NYC」が一夜限りの復活を果たした。

18年の歩みを詰め込んだ集大成ライブ

中山は2006年に関西ジャニーズJr.として入所し、18年間にわたる活動の集大成として今回のツアーを実施。演出と振り付けを師匠と仰ぐ屋良朝幸が担当し、デビュー曲「Missing Piece」や屋良をゲストボーカルに迎えた「Doppler Dream」など、全24曲を約2時間にわたって披露した。

NYCのサプライズ復活に会場が熱狂

公演の中盤、山田と知念が登場すると、会場は大歓声に包まれた。中山が「一緒にステージに立ちたい人に声をかけた」と語るように、独立を控えた中での特別なステージとなった。

1曲目の「NYC」(NYC boys)では、観客とともにコール&レスポンスを行い、3人は「NYCで~す!」「おれたちがNYCだから!」と元気よくあいさつ。さらに「よく遊びよく学べ」も全力で歌い切り、会場は一体感に包まれた。

思い出話に花が咲くMC

MCでは、久しぶりの共演に戸惑いつつも、3人は思い出話に花を咲かせた。紅白歌合戦への出場や野球大会でのエピソード、当時の衣装の話などが飛び出し、観客とともに懐かしい時間を共有した。

また、この日会場にはtimeleszの佐藤勝利と松島聡が見学に訪れており、山田が「一番うるさいやついないの?仕事かぁ。いないようじゃムリか…」と、仕事で不在だった菊池風磨を“菊池風磨構文”でイジる一幕もあった。

「解散しない」NYCの今後

ライブの最後には、今後のNYCについても言及。中山が「またお二人と一緒にできるように」と語ると、知念は「『解散する』って言ってないから」と強調。山田も「俺ら『解散する』って一言も言ってない」と応じ、中山は「これからも解散せずに宙ぶらりんのまま。何かあれば集合って」と提案。山田も「またいつか、それぞれが頑張っていれば、この景色が見られるかもしれない」と締めくくった。

最後に「俺たちがNYCだ!」と人文字ポーズを決めたものの、名残惜しそうな知念を山田が促しながら退場。観客に愛され、仲間に見送られた中山は「本当に愛されてますね」と感極まる場面もあった。

独立前のファイナルツアー

中山の独立前最後のツアーは、大阪・森ノ宮ピロティホール(1月12〜13日)、神奈川県民ホール(1月28〜29日)を経て、1月31日に大阪・グランキューブ大阪 メインホールでファイナルを迎える。