Snow Manの佐久間大介が1月29日、東京・シアターミラノ座で上演されるノサカラボ Reading Echoes『Fiend/Friend in 20faces』のゲネプロ前囲み取材に出席した。この日は佐久間のほか、山寺宏一、井上和彦、梶裕貴、演出・構成を務める野坂実氏が登壇した。
江戸川乱歩の世界を朗読劇で表現
本作は、日本の推理小説の祖とされる江戸川乱歩の『怪人二十面相』をモチーフにした朗読劇である。日本三大探偵の一人といわれる明智小五郎、その弟子の小林芳雄、怪人二十面相を中心にしたオリジナルストーリーが展開される。
キャストには、怪人二十面相・遠藤平吉役として山寺宏一と山口勝平、明智小五郎役には井上和彦と大塚明夫がWキャストで出演。小林芳雄役を梶裕貴が務め、佐久間は情に厚い警官・麟太郎を演じる。
佐久間の真摯な姿勢に感心の声
佐久間は、豪華な声優陣との共演に「偉大すぎる先輩方と同じ舞台に立てて光栄。稽古期間は、必死に練習してきました」と語った。特に、声優としての経験を積む機会となったことに対し、「先輩たちに追いつきたくて仕方なかった。学ぶことが多く、刺激的な時間だった」と振り返った。
また、演出を務める野坂氏は「佐久間くんは『先輩たちの芝居が圧倒的に違うから、それを受けられるのが幸せ』と話していた」と、彼の熱意を称賛。さらに、「休憩時間にはスタッフと一緒に掃除をしていた。初めて出会ったときから変わらない」と、佐久間の素顔を明かした。
山寺宏一「現場を明るくする存在」
共演した山寺も、佐久間の振る舞いに感心したという。「待ち時間になると踊り始めるんです。それを見ながら現場が和む」と、彼の明るい性格が現場の雰囲気を良くしていたことを語った。
佐久間の演技に対する真摯な姿勢と、現場での気遣いが共演者やスタッフから高く評価されている本作は、1月30日から2月2日まで東京・シアターミラノ座で上演される。