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2026年大河「豊臣兄弟!」小栗旬が織田信長役、宮崎あおいはお市役に - 小栗「役者なら誰もが憧れる役」

NHKは3日、2026年に放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の新たなキャストを発表した。織田信長役には小栗旬、お市役には宮崎あおいが決定。さらに、徳川家康役に松下洸平、明智光秀役に要潤が名を連ねた。

小栗旬、信長役に再挑戦

主演は豊臣秀長役の仲野太賀。豊臣秀吉を支えた弟・秀長の視点で戦国時代を描く本作で、小栗は「信長が豊臣兄弟にどう影響を与え、どう描かれるのか非常に楽しみ」と意欲を見せた。小栗が大河ドラマに出演するのは10作目で、信長役は2014年のフジテレビ系ドラマ「信長協奏曲」以来となる。

信長について、小栗は「鎌倉殿の13人」(2022年放送)を終えてまだ間もない中でのオファーに悩んだものの、「仲野くんと池松くんが演じる豊臣兄弟をそばで見られることが決め手になった」と語った。過去には「役者なら誰もが憧れる役」とも話しており、今回の挑戦にも期待が高まる。

宮崎あおい、18年ぶりの大河出演

宮崎あおいは2008年の「篤姫」以来、18年ぶりの大河出演。お市役への抜擢について、「とても素敵な大河ドラマになると感じていた作品に、自分も参加できるとは光栄」とコメントした。小栗とは、2001年のドラマ「青と白で水色」以来、約24年ぶりの共演となる。

戦国の名将たちを演じる豪華キャスト

豊臣兄弟の最大のライバルとなる徳川家康役には松下洸平が決定。「冷酷で残忍な面も多かった家康を、ゴツゴツとした人物として演じたい」と意気込む。また、織田信長を討つ明智光秀役には要潤が抜擢され、「繊細で頭脳派の印象を持つ光秀を、先人の演技を受け継ぎながら全力で演じたい」と語った。

本作の制作統括・松川博敬氏は、「兄弟を物語の主軸に据えるにあたり、他に対比となる兄妹がいないかと考えた」とキャスティングの背景を説明。織田信長とお市の存在が豊臣兄弟にどのような影響を与えるのだろうか。