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M!LK・山中柔太朗×超特急・高松アロハ、映画『純愛上等!』でW主演

俳優の山中柔太朗(M!LK)と高松アロハ(超特急)が、2026年に公開予定の映画『純愛上等!』でW主演を務めることが、4月21日に発表された。

人気コミック『純愛上等!』を実写映画化

本作は、七緒氏による同名コミックが原作。2024年12月にコミックシーモアで配信が開始され、同時に実写化も発表され話題となった。原作は、白岩高校のアタマを張る佐藤美鶴と、敵校・紅桜高校をまとめる亀井円の関係を軸に展開されるラブストーリーである。2人は過去に停戦協定を結んだ経緯があり、不器用ながらも惹かれ合う姿が描かれている。

若手俳優2人が異なる魅力で役に挑戦

クールで達観した雰囲気をもつ佐藤美鶴役には、映画やドラマで注目を集める山中柔太朗が起用された。山中は「美鶴に近づけるように体づくりから取り組んだ。アクションシーンも本気で挑戦している」と意気込みを語る。

一方、仲間想いで明るい兄貴肌の亀井円役を演じるのは、高松アロハ。高松は「円は喧嘩が強いが、心優しく太陽のような存在。初めてのアクションは大変だったが、楽しく演じている」とコメント。2人の共演は今回で3度目となる。

監督は八重樫風雅氏、脚本は川崎僚氏が担当

監督を務めるのは、映画『別に、友達とかじゃない』やテレビ東京ドラマ『ひだまりが聴こえる』『カプカプ』などを手がけた八重樫風雅氏。恋愛だけでなく、家族愛や自己愛といった多面的な感情を丁寧に描くとし、「熱くて青いロマンスを届けたい」と語っている。

脚本は、『みなと商事コインランドリー2』などの演出を手がけた川崎僚氏が担当。原作を読んだ感想として「円と美鶴の切なさに心を奪われた。多くの人にこの物語が届くことを願っている」と述べている。

原作者も映像化に感激

原作者の七緒氏は、「キャラクターたちに命が吹き込まれているようで、感無量です。映画と漫画、それぞれの形で楽しんでいただければ」とコメントを寄せた。

映画『純愛上等!』は、アクションと恋愛が交錯する青春ストーリーとして、原作ファンのみならず新たな観客層の心もつかむ作品となりそうだ。