K-POPグループRIIZEが、5月19日に初のフルアルバム「ODYSSEY」を発売した。同日、ソウルで開催されたプレスショーケースでは、メンバーたちがアルバムに込めた思いを語った。デビューから11か月でのフルアルバムリリースに、アントンは「興奮しています。エモーショナル・ポップを専門とする私たちのユニークなジャンルを強調した楽曲とパフォーマンスが詰まっています」とコメント。アルバムは10曲で構成され、タイトル曲「Fly Up」がリードシングルとなる。
「ODYSSEY」が描く成長の物語
アルバム「ODYSSEY」は、RIIZEのコンセプト「リアルタイム・オデッセイ」に基づき、グループの成長と進化を表現している。ソヒは「デビュー以来の私たちの物語と成長の旅を捉えたアルバムです」と説明。2025年のデビュー2周年を前に、「止まらない成長」をテーマに掲げるRIIZEの姿勢が反映されている。タイトル曲「Fly Up」は、1950年代のロックンロールに着想を得た活気あふれるダンス曲で、音楽とダンスを通じて世界中の人々とつながり、違いを乗り越え、喜びを共有する物語を歌詞に込めた。グローバルな活動で得たインスピレーションと勢いが楽曲に投影されている。
初の単独ワールドツアーと歴史的快挙
アルバム発売と同時に、RIIZEは初の単独ワールドツアーを発表。ツアーは7月にソウルでスタートし、世界14地域を巡る。また、10月にはアメリカの「オースティン・シティ・リミッツ・ミュージック・フェスティバル」にK-popアイドルグループとして初めて出演する歴史的快挙を達成する。グローバルな舞台での活躍が期待される中、RIIZEのさらなる飛躍が注目される。
メンバーの意気込みと今後の展望
ショーケースでは、メンバーがアルバムとツアーへの意気込みを共有。アントンは「私たちの音楽で世界とつながりたい」と語り、ソヒは「このアルバムがファンの皆さんに私たちの成長を感じてもらえるものになれば」と願った。「ODYSSEY」は、RIIZEの音楽的アイデンティティとグローバルなビジョンを示す一作として、ファンに新たな魅力を届ける。5月19日の公式リリース以降、国内外での反響が予想される。
(C) SM Entertainment / EMI Records