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磯村勇斗が民放連ドラ初主演 「僕達はまだその星の校則を知らない」7月放送

磯村勇斗が、カンテレ・フジテレビ系「月10ドラマ」枠で放送される学園ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』に主演することが5月25日に発表された。本作は7月より毎週月曜22時から放送される。磯村が民放連続ドラマで主演を務めるのは初となる。共演には堀田真由と稲垣吾郎が名を連ね、脚本は大森美香が執筆する。

独特な感性を持つ主人公の物語

本ドラマは、文字や音に「色」や「匂い」を感じる独特な感性を持つ弁護士・白鳥健治(磯村勇斗)が主人公。少子化による共学化で揺れる私立濱ソラリス高校にスクールロイヤーとして派遣された健治が、法律や校則では解決できない若者たちの問題に不器用ながらも向き合う姿を描く。磯村は「学校という場所で生徒や先生、保護者の悩みといった灰色の部分にどう向き合っていくかが大切なドラマ。星を見上げたくなるような作品になっている」と語る。

個性豊かなキャストとスタッフ

堀田真由が演じるのは、濱ソラリス高校3年桜組の担任教師・幸田珠々。健治のよき理解者として、共に学校の問題に向き合う。堀田は「先生を演じられる年齢になったことが感慨深い。大事な役を俳優デビュー10周年のタイミングで演じられて楽しみ」とコメント。稲垣吾郎は学校の理事長・尾碕美佐雄役で、2016年以来9年ぶりの民放連ドラ出演となる。稲垣は「かなり昔は生徒役だっただけに感慨深い。優しい気持ちになれる作品にしたい」と意気込みを述べた。脚本は「青天を衝け」の大森美香、チーフ監督は山口健人が務める。

ドラマの見どころと期待

本作は、宮沢賢治の世界観を取り入れた温かい物語が特徴。磯村は「視聴者が健治を応援したくなるようなキャラクターにしたい」と語り、視聴者に希望を与えるドラマを目指す。堀田は「不完全な部分を認め合いながら人とつながる姿を感じてほしい」と、稲垣は「欠けているもの同士が埋め合える場所があると教えてくれるドラマ」と見どころを語る。7月の放送開始に向け、期待が高まる。