テレビ東京系ドラマ9『能面検事』(7月11日スタート、毎週金曜21:00~、初回15分拡大)が放送される。本作は、ベストセラー作家・中山七里氏の小説「能面検事」シリーズを原作とした痛快なリーガルミステリーである。主演は上川隆也が務め、大阪地検のエース検察官・不破俊太郎を演じる。6日、追加キャストとして吉谷彩子、大西流星、観月ありさ、寺脇康文の出演が発表された。
ストーリーと主人公
不破俊太郎は、検察の上層部や警察組織に一切の忖度せず、冷静沈着に職務を全うする異色の検察官である。その無表情な姿勢から「能面検事」と呼ばれている。権力者からの圧力や組織のしきたりに屈せず、事件の真相を暴く姿が描かれる。原作者の中山氏は「無表情ゆえに映像化は難しい」としていたが、上川は「規格の中に収まらない異色の主人公」と分析し、骨太なリーガルドラマを約束する。
追加キャストと役柄
- 吉谷彩子(惣領美晴役):不破のもとで働く新人事務官。感情豊かな性格で、不破との対比が物語の魅力となる。吉谷は「視聴者に寄り添い、共感できる人物を目指す」と意気込む。
- 大西流星(前田拓海役):大阪地検総務課事務官。なにわ男子のメンバーとして知られ、本作が初の検事モノ挑戦となる。「関西人らしい一面と仕事のギャップを見せたい」と語る。
- 観月ありさ(仁科睦美役):大阪地検総務課課長。フランクで面倒見の良い姉御肌のキャラクターを演じる。連続ドラマ初の関西弁役に挑み、「試行錯誤しながら演じている」とコメント。
- 寺脇康文(榊宗春役):大阪地検次席検事。硬いドラマにフランクな雰囲気をもたらす存在を目指す。「大阪弁での演技も楽しんでほしい」と述べた。
キャストコメント
吉谷は「不破との化学反応を楽しんでほしい」と話し、撮影の楽しさを強調。大西は「23歳で事務官役に挑戦できるのは貴重な機会」と意欲を見せる。観月は「大阪弁での連続ドラマは初挑戦」と語り、視聴者に考察と爽快感を約束。寺脇は「不破の真っ直ぐさに魅力を感じる」と述べ、ドラマのしっとりとした魅力とスカッとする展開をアピールした。
期待される見どころ
『能面検事』は、組織内の不祥事や事件に立ち向かう不破と仲間たちの活躍を描く。考察要素が満載で、視聴者を引き込む展開が期待される。大阪弁を取り入れたキャストの演技や、不破と惣領のバディ感も見どころだ。
放送情報
ドラマ9『能面検事』は、テレビ東京系にて7月11日より毎週金曜21:00放送。初回は15分拡大で放送される。視聴者は、爽快感溢れる新たな司法ミステリーに注目したい。
(C) 「能面検事」製作委員会
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