アーティストSHO-SENSEI!!(27)の配信シングル「エリー」(2日リリース)のミュージックビデオ(MV)に、女優の白石聖(26)が出演することが1日、明らかになった。同曲はSHO-SENSEI!!の実体験に基づく失恋ソングで、愛を伝える難しさと大切さを描く。MVは2日午後9時からSHO-SENSEI!!の公式YouTubeチャンネルでプレミア公開される。
MVは1台のバスを舞台に、過去の思い出と現在の別れが交錯する切ないラブストーリーを描写。白石は楽曲に登場する「エリー」を演じ、SHO-SENSEI!!と離れた席に座る現在の姿や、窓の外を見つめながら涙するシーンを通じて、元に戻れない現実を受け止めつつ前を向く女性を情感豊かに表現した。撮影は実際のバスを倉庫に設置し、照明や演出で走行シーンを再現。柿本ケンサク監督は「大切な人に誠実でありたいという気持ちを伝えたい」と作品に込めた思いを語る。
白石聖とSHO-SENSEI!!の初共演
白石はSHO-SENSEI!!と初共演。「初対面で楽しいシーンの撮影に不安もあったが、SHO-SENSEI!!さんが気さくで和気あいあいと撮影できた」と振り返る。特に、過去の楽しい記憶を回想するシーンでは「思いがけないところで涙が出てしまった」と明かし、その演技が見どころだとアピールした。一方、SHO-SENSEI!!は「白石さんとの音楽やアニメの話で打ち解 personallyることができ、気が楽になった」と感謝を述べ、「心情が伝わる真っすぐなMVに仕上がった」と自信を示した。
SHO-SENSEI!!の音楽と「エリー」の背景
SHO-SENSEI!!は2019年に音楽活動を本格化し、90曲以上を発表。累計ストリーミング再生数は1億回を突破し、『SUMMER SONIC 2024』や『VIVA LA ROCK 2025』などの大型フェスに出演するなど注目を集める。「エリー」は2、3年前の実体験を基に制作された楽曲で、HIPHOPを軸にジャンルを横断するスタイルで、切ない歌詞とメロディが特徴。白石は「一度聴いたら口ずさみたくなる曲」と評し、男性目線の歌詞からエリーの心情を想像しながら演技に臨んだ。
公開前の反響と期待
「エリー」はリリース前から話題となり、ティザー映像の公開で期待が高まっていた。MVは過去の楽しかった記憶と現在の切なさの対比が際立ち、白石の涙の演技やSHO-SENSEI!!の心情を映し出す演出が注目される。公開後、ファンの反応が期待される。