HOME

「怖すぎて笑える!」 — ホラー映画『近畿地方のある場所について』大阪でプレミア上映 主演・菅野美穂&赤楚衛二が登壇

7月16日、映画『近畿地方のある場所について』の「近畿プレミア」が大阪市内のクリエイティブセンター大阪で開催された。W主演の菅野美穂(47)、赤楚衛二(31)、白石晃士監督(52)が登壇し、世界最速上映が行われた。本作は、背筋氏のWeb小説を原作としたホラー映画で、8月8日に全国公開される。

イベントは会場を「近畿地方のある場所」とし、参加には「社名が伏せられた新聞社の報告書」に隠された謎を解く必要があった。6月17日に公式Xで募集が発表され、難解な謎解きにSNSで話題が沸騰。一時、正解者が出ない可能性も囁かれたが、88名が正解し、抽選で選ばれた観客が来場した。

菅野美穂、謎解きに苦戦も会場を盛り上げる

菅野美穂は謎解きに挑戦したが、「『こ』が多いと思ったが、全く違った。もう『わかんのかんのかんのみほ』でした」と自虐ネタで笑いを誘った。赤楚衛二も正解に至らず、来場者を「素晴らしい」と称賛。白石監督は謎解きの複雑さに「パッと聞いても分からない」と笑顔でコメントした。

大阪にちなんだトークで会場を沸かす

大阪にちなむトークでは、菅野が「GWに行った大阪万博。また行きたい」と語り、赤楚は「USJに行きたいが、友達募集中」とユーモラスに回答。白石監督は「梅田の『はなだこ』のたこ焼きが好き」と明かし、会場を和ませた。

映画の魅力とホラーの奥深さをアピール

本作について、菅野は「怖すぎて笑ってしまう場面もある」と話し、赤楚は「恐怖の種類が豊富で、何度でも楽しめる」と自信を見せた。白石監督は「2回目、3回目で新たな発見がある作品」と強調。菅野は「謎解きの要素も散りばめられており、トリックを探しながら観たい」と語り、赤楚は「視点を変えると異なる楽しみ方ができる」とリピート鑑賞を推奨した。

キャスティングの背景とホラーへの挑戦

白石監督は菅野と赤楚のキャスティング理由を「親しみやすさが作品に合う」と説明。菅野は「監督のイメージに寄り添い、ホラーの魅せ方を学んだ」と振り返り、赤楚は「監督の演技指導が上手すぎて助かった」と語った。

オカルト要素とファンへのメッセージ

劇中のオカルトや都市伝説について、菅野は「ツチノコとケサランパサランを信じている」と目を輝かせ、赤楚は「チュパカブラにいてほしい」と熱弁。白石監督は「UMAが多い」と盛り上がった。

最後に菅野は「暑い夏にぞっくり涼しくなってほしい」、赤楚は「フラットな気持ちで作品に誘われてほしい」、白石監督は「ジェットコースターのような恐怖を楽しんで」とメッセージを贈り、イベントは盛況に終了した。

本作は、未解決事件や怪現象が“近畿地方のある場所”に繋がる物語。原作ファンも新たな観客も楽しめるホラーとして、公開が待たれる。


公式サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/kinkimovie

公式X
https://twitter.com/kinki_movie

(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会