K-POPガールズグループ(G)I-DLEが、8月16日から17日にかけて東京のZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ、大阪の万博記念公園で開催された「SUMMER SONIC 2025」に出演し、初の同フェスティバルステージで観客を沸かせた。グループはエネルギッシュなパフォーマンスと日本での今後の活動計画の発表で、ファンを熱狂させた。
夏にぴったりのセットリスト
(G)I-DLEは、開演時に「初めてのSUMMER SONICのステージをとても楽しみにしていました。(G)I-DLEがここにいられて本当に嬉しいです。今回は夏にぴったりの曲をお届けします」とコメントし、会場を盛り上げた。夏の定番曲「DUMDi DUMDi」や「Klaxon」をはじめ、「Good Thing」「Wife」「MY BAG」「TOMBOY」「Queencard」といったヒット曲を披露。力強いボーカルとダイナミックなパフォーマンスで、フェスティバルを一気に最高潮に導いた。
日本での新展開を発表
パフォーマンスの終盤、メンバーのミヨンが「良いニュースがあります。10月に日本アルバムをリリースします」と発表。さらにシュファが「日本ツアーも準備中です。今日のステージを見て、気になりませんか? また絶対に会いましょう」と続け、ファンの期待を一層高めた。フィナーレでは、昨年話題となった楽曲「Fate」の日本語バージョンを初披露。この曲は10月3日リリース予定の日本EP「i-dle」に収録される予定で、公式リリースに先駆けたサプライズパフォーマンスが注目を集めた。
日本EPとツアーの詳細
(G)I-DLEは、10月3日に日本初のEP「i-dle」をリリースする。本EPには、ソヨンが作詞作曲を手掛けたリード曲「What Should I Do (どうしよっかな)」を含む3曲の新曲と、「Queencard」「Fate」の日本語バージョンが収録される。ツアーは10月4日から5日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、10月18日から19日に神戸のGLIONアリーナで公演を行う。さらに、東京と大阪でのファンサイン会などのプロモーションも予定されており、ファンとの交流を深める。
日本での存在感を強化
(G)I-DLEは、2024年の東京でのワールドツアーで2万5000人以上を動員し、既に日本での人気を確立している。今回の「SUMMER SONIC 2025」出演は、韓国のレジェンドアーティストであるソ・テジ、BTS、SEVENTEENに続き、K-POPを代表する存在として日本の音楽シーンでの地位をさらに固める機会となった。Alicia KeysやCamila Cabello、Fall Out Boyといった世界的アーティストと共演し、グローバルな影響力を示した。
ファンへの期待と今後の展望
「SUMMER SONIC 2025」でのパフォーマンスは、(G)I-DLEの日本市場での新たな挑戦の幕開けとなる。5月19日にリリースされた8thミニアルバム「We Are」のタイトル曲「Good Thing」がファンに好評を博しており、進化を続ける音楽性とステージパフォーマンスで、日本を含む世界中のファンを魅了することが期待される。