SHINee テミン、ソロカムバック「Veil」コンセプトフォト公開 神秘的な魅力で期待高まる

SHINeeのメンバーでありソロアーティストとして活躍するテミン(Taemin)が、2025年9月13日0時にスペシャルデジタルシングル「Veil」をリリースする。8月19日にリリースされた5thミニアルバム「ETERNAL」以来、約13カ月ぶりのソロカムバックとなる。所属事務所Big Planet Made Entertainmentが公式チャンネルを通じて発表した。

「DRY」バージョンのコンセプトフォト公開

9月8日、テミンは新曲「Veil」のコンセプトフォト「DRY」バージョンを公開した。シックな眼鏡を着用し、モノクロトーンの粗いテクスチャーの中で神秘的なシルエットを描く姿が印象的だ。7日に公開された先行イメージでは、水中に沈むような青い光に包まれた夢幻的な雰囲気が話題を呼び、ファンの期待を一層高めた。コンセプトフォトはテミンの多彩な魅力を凝縮し、楽曲が描く「欲望と恐怖の間の内面的な告白」を視覚的に表現している。

「Veil」のテーマと期待

「Veil」は、テミン自身の内面に潜む欲望と恐怖をテーマにした楽曲で、彼の独創的かつ実験的な音楽世界が反映されている。タイトル「Veil(ベール)」は、隠蔽、変容、啓示を想起させ、テミンの過去の作品「Move」や「Criminal」で見せた二面性や感情のコントラストを継承するものと予想される。音楽評論家やファンからは、テミンが今回も視覚的・音楽的に深い物語を提示するとの期待が高まっている。

日本アリーナツアー「Veil」と連動

「Veil」のリリースに合わせ、テミンは「2025 TAEMIN ARENA TOUR ‘Veil’」を日本で開催する。ツアーは9月13日から神奈川・PIA ARENA MMを皮切りに、佐賀、静岡、千葉、兵庫の5都市で全11公演を予定。「ベールの裏に隠された偽善とタブー」をテーマに、テミンの芸術性とパフォーマンスが最大限に発揮される舞台が期待される。ツアーは2024年のワールドツアー「Ephemeral Gaze」で訪れられなかった地域をカバーする。

テミンのアーティストとしての軌跡

テミンは2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューし、2014年にミニアルバム「Ace」でソロデビューを果たした。以来、「Press It」「Move」「Never Gonna Dance Again」など、独自の音楽性と洗練されたパフォーマンスでK-POPの枠を超えた評価を得ている。2024年3月にSMエンターテインメントとのソロ契約を終了し、Big Planet Made Entertainmentに移籍。SHINeeとしての活動はSMエンターテインメントで継続している。

ファンの反応と今後の展望

「Veil」のティーザー公開直後、SNS上では関連ハッシュタグが一時トレンド入りし、グローバルなファンの熱い反応が広がっている。楽曲はSpotify、Apple Musicなどの主要配信プラットフォームでリリース予定。ミュージックビデオやパフォーマンスビデオの公開も期待されており、テミンのシネマティックな表現が注目される。


(C) Big Planet Made Entertainment