北村匠海、大泉洋主演『ちょっとだけエスパー』で謎多き大学生役 「水どうトークで爆笑の現場」

テレビ朝日系の新ドラマ『ちょっとだけエスパー』(毎週火曜21:00~21:54、初回放送2025年10月21日)が、DISH//の北村匠海(27)の出演を発表した。北村は、大泉洋(52)が演じる主人公・文太と急接近する謎多き大学生・市松役で登場。野木亜紀子による完全オリジナル脚本のSFラブロマンスで、宮﨑あおい(39)演じる四季、ディーン・フジオカ(45)演じる桜介ら個性豊かなキャラクターが織りなす物語が描かれる。

SFラブロマンスのストーリー

本作は、会社をクビになり、妻と離婚、貯金も尽きたサラリーマン・文太(大泉洋)が主人公である。ネットカフェ暮らしの中、謎の会社の最終面接に合格した文太は、「ちょっとだけエスパーになって世界を救う」という任務と「人を愛してはいけない」というルールを課せられる。さらに、見知らぬ女性・四季(宮﨑あおい)と社宅で突然の夫婦生活を始める。北村演じる市松は、たこやき研究会に所属する普通の大学生だが、独特の“つかめない普通さ”を持つキャラクターとして物語に謎を加える。ディーン演じる桜介は、花を咲かせる「花咲か系エスパー」で、役に立たない能力を持つコミカルな存在だ。

北村匠海のコメントと大泉洋との共演

北村は、バラエティ番組『水曜どうでしょう』の大ファンとして知られ、大泉との共演に「ある意味、僕を“ちょっとだけ”救ってくれた方。今回再会できて喜びが大きい」と語る。撮影初日から「水どう」トークで盛り上がり、「おなかがよじれるほど笑った。今では“オモロイおじさん”という印象」と現場の雰囲気を明かした。市松役については「普通の大学生だが、別の角度から見ると変すぎる。作品を引き締めつつ漂う存在」と分析。脚本の感想として、「SFバトルアクションの要素に優しさや温かさが詰まり、大きな船に乗ったような気持ち」と述べ、視聴者に「日常がちょっとだけ平和になるドラマ」とメッセージを送った。

ディーン・フジオカの役作りとコメント

ディーンは、桜介の「花を咲かせる」能力を「詩的で風流」と表現し、役作りのために「日焼けサロンの“平成ギャルコース”に通い、鍛えている」とユーモラスに明かした。脚本に「小説のようで引き込まれた」と魅力を語り、「仕事としてのヒーローの絶妙な落とし込み方が面白い」とコメント。撮影現場は「大泉さんを筆頭に爆笑の渦」と話し、食事会での「三代目 洋SOUL BROTHERS」ネタで盛り上がったエピソードを披露。視聴者には「あなただけの色の花を咲かせてほしい」と呼びかけた。

キャストとスタッフの経歴

北村匠海はDISH//のリードボーカルとして活動し、俳優として『君の膵臓をたべたい』(2017年)、『東京リベンジャーズ』(2021年)、NHK連続テレビ小説『あんぱん』(2024年)で活躍。大泉洋は『水曜どうでしょう』や『ハケンの品格』(2020年)で知られ、コミカルからシリアスまで幅広い演技が評価される。宮﨑あおいは『コーヒーが冷めないうちに』(2018年)、ディーンは『ハガネの女』(2010年)や『ラストマイル』(2024年)で実績を持つ。脚本の野木亜紀子は『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)でヒットを連発。演出は村尾嘉昭(『アンナチュラル』)と山内大典(『人事の人見』)、音楽は髙見優が担当。

放送情報

  • タイトル:ちょっとだけエスパー
  • 放送開始:2025年10月21日(火)21:00~21:54(テレビ朝日系)
  • 配信:放送後、TELASAで配信
  • 脚本:野木亜紀子
  • 演出:村尾嘉昭、山内大典
  • 音楽:髙見優
  • 出演:大泉洋、宮﨑あおい、ディーン・フジオカ、北村匠海ほか
  • 公式サイトhttps://www.tv-asahi.co.jp/chottodake_esper/
  • 公式Xhttps://x.com/chottodakeesper/