BINI、新シングル「First Luv」を10月2日リリース Coachella 2026出演でP-Pop史に名を刻む

フィリピンの人気ガールズグループBINIが、新シングル「First Luv」を10月2日午後9時(日本時間: 午後10時)にリリースすることを発表した。 グループの公式Instagramで公開されたティザーでは、キャッチーなメロディーと「Kinikilig kami…kayo rin ba?(私たちドキドキしてる…あなたも?)」というキャプションが話題を呼んでいる。 このリリース直前、9月16日にはCoachella 2026のラインナップに選出され、史上初の全フィリピン人ガールグループとして歴史的な快挙を達成した。

新シングルの詳細

First Luv」は、6月にリリースされた「Shagidi」に続く新曲で、アップビートでバブリーなメロディーが特徴のラブソングだ。 ティザーではフィリピン語のスニペットが披露され、ファンを「kilig(ドキドキ)」させる内容が好評を博しているという。グループはSNSで「誰があなたのFirst Luv?」と呼びかけ、#BINI_MyFirstLuvというハッシュタグでファンの初恋ストーリーを募集。プレセーブ(事前登録)リンクも公開され、ファンの期待が高まっている。

BINIのディスコグラフィーでは、2024年のEP『Talaarawan』がBillboard Philippines Top Philippine Songsチャートで首位を獲得し、Spotifyの月間リスナー数でフィリピン初のポップグループとして記録を更新した。 「First Luv」は、グループのバブルガムポップスタイルを継承しつつ、グローバルな魅力をさらに強調した作品として注目される。

Coachella 2026出演の意義

9月16日、Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・フェスティバル)の2026年ラインナップが発表され、BINIが4月10日と17日の公演に選出された。 これはフィリピン人グループとして初の快挙で、P-POPの国際進出を象徴する形となった。

Coachellaは1日10万人以上の観客を集め、ライブストリーミングで世界配信されるフェスティバルだ。BINIは2024年にKCON LAで初の米公演を果たし、Biniverse World Tour 2025で米国・カナダ・英国・UAEを回った経験を活かし、グローバルデビューを果たす。

BINIの最近の活動

BINIは2018年にABS-CBNのStar Hunt Academyで結成された8人組(Aiah、Colet、Maloi、Gwen、Stacey、Mikha、Jhoanna、Sheena)。2021年のデビューシングル「Born to Win」以降、「Pantropiko」(TikTokチャレンジで夏のアンセム)や「Cherry on Top」でブレイク。2025年2月にはPhilippine ArenaでBiniverse World Tourをキックオフし、完売公演を記録した。

9月9日のFilipino Music AwardsではSB19と共演。11月29日にはPhilippine Arenaで「BINIfied」コンサートを開催予定。また、ブラジルのBreakTudo Awards 2025でInternational Female Group部門にノミネートされ、BLACKPINK、TWICEらと競う。 さらに、Journey Through the BINIverse: A BINI Photo Journalのリリースも控える。

ファンとSNSの反応

X(旧Twitter)では、#BINI_FirstLuvがトレンド入りし、ファンが初恋エピソードを共有。「BINIが私のFirst Luv」「Colet my first luv!」などの投稿が相次ぎ、グループの親しみやすさが話題だ。 Coachella発表後、「P-Popの歴史が変わる」「Blooms(ファン)が世界に広がる」との声が上がっている。

BINIは「私たちの情熱を世界に届けたい」とのメッセージを続け、2025年の活躍がさらに期待される。


(C) Star Music / ABS-CBN