TWICEがデビュー10周年を記念したスペシャルアルバム『TEN: The Story Goes On』を10月10日午後1時にリリースする。所属事務所JYPエンターテインメントが9月30日に追加ティザーを公開し、ファンの期待を高めている。アルバムはデビュー作『THE STORY BEGINS』を彷彿とさせるコンセプト写真を採用し、タイトル曲「ME + YOU」を含む全曲がメンバーソロ中心の構成。Cast Ver.(メンバー別9種)、Episode Ver.、Party Lovely Ver.、ビニール盤3種の計15バージョンで展開され、フォトブック、フォトカード、ポスターなどが豪華に付属する。
ティザー映像では、シットコム風の楽しい日常シーンが描かれ、グループの絆と成長を象徴。RedditのK-Popコミュニティでは「ソロ曲集が10周年らしい」「新曲のクオリティが高い」と好評で、SpotifyやApple Musicでのプリセーブが急増している。10月20日のデビュー記念日には、グローバル劇場公開のドキュメンタリーも予定され、TWICEの軌跡を振り返る内容だ。
「THIS IS FOR」ワールドツアー北米・欧州公演日程
同日、TWICEは最新アルバム『THIS IS FOR』を引っ提げた6thワールドツアー「THIS IS FOR」の北米・欧州公演日程を発表した。2026年1月から6月にかけての全29公演で、初の360度ステージを導入し、ファンとの没入型体験を提供する。アジア公演(フィリピン、シンガポール、オーストラリアなど)は2025年秋に実施後、北米へ移る。
北米公演は1月9日カナダ・バンクーバー(Rogers Arena)で開幕し、シアトル(1月13日)、ロサンゼルス(1月22・24日)、ダラス(1月31日)、アトランタ(2月27日)など全22都市を回る。欧州公演は5月9日ポルトガル・リスボン(MEO Arena)からスタートし、バルセロナ(5月12日)、パリ(5月16日)、ベルリン(5月23日)、ケルン(5月26日)、アムステルダム(5月30日)、ロンドン(6月3日)で締めくくる。チケットは北米プレセールが10月9日午前11時(現地時間)から、一般販売が午後3時から。欧州は同日午前10時からTicketmasterで販売開始。
このツアーは、2024年のMLB・NFLスタジアムヘッドライナー(SoFi Stadium、MetLife Stadium)での成功に続き、1.5百万人の観客を動員した前回ツアーを上回る規模。Billboard 200トップ10入りした『THIS IS FOR』のヒット曲を中心に、キャリアを網羅したセットリストが予定される。
TWICEの10周年とグローバル影響力
TWICEは2015年10月20日に「Like OOH-AHH」でデビューし、以降14枚のミニアルバム、4枚のフルアルバムをリリース。LollapaloozaヘッドライナーやNetflixサウンドトラック参加など、K-Pop女性グループの先駆者として君臨する。2025年は日本コンパイル『#Twice5』、フルアルバム『Enemy』もリリースし、多忙を極めた。Xでは発表直後「#TWICE10thAnniversary」「#THISISFORtour」がトレンド入りし、ファンから「待望の欧州公演!」「アルバムのソロ曲が楽しみ」との声が殺到した。
10周年プロジェクトは、シットコムスペシャルエピソードやメッセージポストカードセットなどファン参加型要素が豊富。ドキュメンタリーはTWICEの苦難と成功を追う内容で、グローバル配信が期待される。