松岡昌宏、TOKIO解散後の心境を明かす 3人再会も復活は「自分発信ではない」

元TOKIOの松岡昌宏(48)が、10月5日放送のTBS系「日曜日の初耳学 秋の2時間SP」に出演し、6月に解散したTOKIOについての思いを語った。31年の歴史に幕を下ろした背景や、メンバーとの再会、将来の展望について率直に話した内容が、視聴者に深い印象を与えた。

解散の背景 国分の不祥事で迅速な決断

TOKIOは1994年にCDデビューし、音楽活動や「ザ!鉄腕!DASH!!」での活躍で国民的グループとして知られた。しかし、2018年の山口達也の脱退、2021年の長瀬智也の退社に続き、2025年6月に国分太一のコンプライアンス違反が発覚。国分の無期限活動休止を受け、わずか5日後の6月25日に解散が発表された。松岡は、3人で設立した株式会社TOKIOの合意として「1人欠けたら解散」と決めていたため、話し合いは迅速だったと明かした。

3人での再会 「表情を見ないと限界」

解散から約3カ月、松岡は城島茂、国分太一と3人で再会したことを明らかにした。解散後は連絡が途絶えていたが、「電話だけでは限界。表情を見て話したかった」と対面の必要性を強調。TOKIOの名前を背負う重さを「つらい」と表現しつつ、グループへの深い愛着を覗かせた。SNSでは、ファンから「3人の絆に感動」「松岡さんの本音が刺さる」との声が広がった。

復活の可能性に慎重な姿勢 新たな挑戦へ

番組でMCの林修から復活について問われると、松岡は「ファンは喜ぶと思うが、5人がすぐ集まれるなら解散していない」と慎重な姿勢を示した。復活は「自分たち発信ではない」とし、外部からのきっかけがあれば「TOKIOの名前を借りる形で何かあるかもしれない」と語った。一方で、個人事務所での活動に意欲を見せ、「何をやっても一生TOKIOの松岡」と決意を述べた。東京と北海道の2拠点生活も始め、新たな道を模索している。

番組での軽快なトーク 後輩との絆も

放送では、松岡の俳優人生や後輩との交流も紹介された。ドラマ「ナースのお仕事2」の裏話や、相葉雅紀(嵐)、西畑大吾(なにわ男子)ら“松岡軍団”とのエピソードが話題に。スタジオゲストの浮所飛貴(ACEes)や中島健人(Sexy Zone)も、松岡の兄貴分としての魅力を語った。解散後の前向きな姿勢が、視聴者に希望を与えた。


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