TOMORROW X TOGETHER(TXT)のヨンジュンが、初のソロフルアルバム『NO LABELS: PART 01』を11月7日にリリースすることを発表した。10月16日、Star Newsの独占報道で明らかになったこのプロジェクトは、ヨンジュンのソロアーティストとしての本格的なスタートを告げるものだ。BigHit Musicは、アルバムのタイトルとリリース日を公式に確認し、事前セーブのリンクを公開。X(旧Twitter)では、発表直後から「#YEONJUN」「#NOLABELS」のハッシュタグがトレンド入りしている。
ヨンジュンのソロ活動の軌跡
ヨンジュンは2024年9月に初のソロミックステープ『GGUM』をリリースし、独自のスタイリッシュな魅力を披露した。今年7月には、TXTの4thフルアルバム『The Star Chapter: TOGETHER』に収録されたソロ曲「Ghost Girl」を通じて、Yungbludとのコラボレーションも実現。ドラマ『深夜2時のシンデレラ』のOST「Boyfriend」への参加など、多彩なリリースを重ねてきた。しかし、これまでリリースしたソロ曲はシングルやミックステープが中心で、今回が初めての公式フルアルバムとなる。BigHit Musicによると、ヨンジュンはすでにトラックの大部分を録音済みで、海外でのミュージックビデオ撮影も完了。アルバムタイトル『NO LABELS: PART 01』は、自己表現の自由を象徴するコンセプトを反映したものだ。
TXTのグループ活動と契約更新の意義
このソロアルバムのリリースは、TXTのメンバー全員が2ヶ月前にBigHit Musicとの契約を更新したタイミングと重なる。更新発表時、事務所は「グループのナラティブ(物語・語り)を込めた音楽とパフォーマンスを世界に広めるための確固たるパートナーとして役割を果たす」と述べ、グループ活動の継続を約束した。TXTは現在、4thワールドツアーを展開中で、2025年後半には日本での新アルバム『Starkissed』を予定。ヨンジュンのソロ活動は、グループの基盤を維持しつつ、メンバー個々のクリエイティビティを活性化させる戦略の一環と見られる。Redditのr/kpopコミュニティでは、「グループとソロのバランスが完璧」「YeonjunのソロデビューがTXTの新時代を象徴」との議論が活発だ。
ファンの反応と今後の期待
発表後、Xではプレオーダーの呼びかけが広がり、Weverseショップでは15分で完売するほどの人気を博した。ファンコミュニティでは、アルバムのテーマに沿った「自分らしく生きる」メッセージが共感を呼び、「Ghost Girlの延長線上でどんな進化を見せるか楽しみ」との投稿が目立つ。ヨンジュンのソロプロジェクトは、年内のMAMA Awardsなどの賞レースにも影響を与える可能性が高い。TXTのグローバルな影響力を背景に、ヨンジュンのソロデビューはK-POPシーンに新たな風を吹き込むだろう。