フィリピンの人気P-POPガールズグループBINIが、フィリピンを代表するカジュアルファッションブランドPenshoppe(ペンショップ)の最新キャンペーン「Cozy Days Ahead」の顔として、忙しい日常の中で「立ち止まる」ことの大切さを語った。PenshoppeはユニクロやGUのような身近で手頃な価格の衣料品を展開するブランドで、フィリピン国内に多数の店舗を持つ。メンバーColetのインタビューを中心に、グループの8人は快適さと本物志向を強調した。

キャンペーンのテーマとBINIの関わり

Penshoppeの「Cozy Days Ahead」キャンペーンは、2025年の新章として、快適さ、つながり、そしてタイムレスな日常スタイルを提唱する。前年の「Full Speed Ahead」のエネルギッシュなアプローチから一転、ゆったりとした時間を楽しむメッセージを打ち出している。コレクションは柔らかいテクスチャー、レイヤリングしやすいシルエットが特徴で、室内と屋外の境界を曖昧にするデザインが中心だ。

BINIはPenshoppeとのパートナーシップ1周年を記念し、10月25日から26日にダバオのSM City Davaoでイベントを開催した。Club Penshoppeメンバー限定のこのイベントでは、Julia Barrettoら他のエンドーサーも登場し、インタラクティブなスタイルブースやコージーラウンジが設けられた。BINIはキャンペーンの精神である包括性、本物性、つながりを体現する存在として位置づけられている。

Coletの「スローダウン」哲学

メンバーColetは、Penshoppeのインタビューでキャンペーンのテーマに深く共感を示した。「『Cozy Days Ahead』は私に響きます。立ち止まることについてだからです」と語り、現代の忙しない時代に「立ち止まる」ことが難しいことを指摘した。

「今の時代、立ち止まるのは簡単ではありません。最近、私は歩みを緩めること、ゆっくりした瞬間を味わうこと、再びつながることを改めて学んでいます。毎日練習しています。」

アーティストとして、Coletは本物性を重視する姿勢を明かした。「このキャンペーンは今の私を反映しています。より本物であること、本物性、再びつながること… それらを私たちも実践し、他の人々にも共感してもらえるようにしています。」このメッセージは、グループがファンに伝える本質的なつながりを象徴している。

メンバーたちのPenshoppeお気に入りアイテム

イベントでは、BINIのメンバーたちがPenshoppeのアイテムを愛用する理由を共有した。Aiahは「ニットトップス」を挙げ、「たくさん持っています。本当に… 私の部屋はまるでPenshoppeの店みたいです。ほぼ毎日着ています。とても快適で、それに、着るととても素敵に見えるからです」と、快適さとスタイリッシュさを絶賛した。

リーダーのJhoannaは上下揃いのセットアップ衣装を推奨。「撮影があるとき、これを選べばいい。考える必要なし。スタイルがとても素敵です。」ミックスアンドマッチのしやすさを強調した。

Sheenaはカーゴパンツやバギーパンツを好み、グループ全体でキャンペーンの「effortless style(無理のないスタイル)」を実践している姿が印象的だ。

BINIの人気と今後の展開

BINIは8人組グループで、「Pantropiko」「Salamin, Salamin」「First Luv」などのヒット曲で知られる。Penshoppeとの提携は、2024年の「Be Your Own Icon」キャンペーンから続き、Q4 Iconic Collectionのプロモーションにも寄与した。ブランドディレクターのBrandon Liuは、BINIの自信に満ちた若々しいイメージがブランドの国際的野心に合致すると評価している。

今後、PenshoppeはBINIとのコラボでダンスチャレンジや新香水ライン「Binilicious Scents」(Juicy Tropics、Unleashed)を展開予定だ。キャンペーンはPenshoppeのソーシャルメディア、オンラインストア、店舗で展開され、年末のホリデーシーズンに向けたリラックスムードを醸成する。