元乃木坂46の高山一実が25日、
東京・新宿の紀伊國屋書店 新宿本店で
絵本『がっぴちゃん』(発売中 1,400円税抜 KADOKAWA刊)の
発売記念イベントを行った。
乃木坂46時代に執筆し、
2018年11月に刊行した
デビュー小説『トラペジウム』が
「平成世代が買った本1位」に輝くなど
累計30万部を突破した高山一実。
5月10日からは同小説を
アニメーション映画化した
劇場版が公開されることも
発表されている。
その高山がグループ卒業後、
映像化作業と並行して手掛けた
絵本『がっぴちゃん』を発表。
5歳になる恐竜・がっぴちゃんの冒険を描く。
小説に続いて絵本をリリースした高山は
「小説を出版してから2作目を書きたいと思いましたが、
書いては消してが続いていました。
文章を考えるのは好きで、
何かまた出版物を出したいと思っていましたが、
その中で『がっぴちゃん』を
作っていく過程が楽しかったですね」と話し、
「衝動的に絵本を書きたいと思って取り掛かったんですが、
こんなにたくさんの方々にお集まりいただけたことは
ありがたい気持ちです」と気持ちを語った。
また、将来については
「まだまだ収まりきらないストーリーが
浮かんでいるので、形にできたらと思っています。
2はほぼ完成していて、2も素晴らしいんですよ!
いつの日か皆さんと再会できるように頑張ります!」と
『がっぴちゃん』のシリーズ化に意欲を示した。
売上に比例して「がっぽ(り)ちゃん?」と
報道陣からからかわれて
「やめてください!」と否定した高山だったが、
「本当に将来にかけていると思います。
読み聞かせも全国各地に行きたいと思っていて、
一生懸命この絵本のために頑張る1年にしたいですね」
と力強く語った。
高山は2月8日に
30歳の誕生日を迎えたばかり。
「この前、豆大福を食べた時に
今までは豆大福ってイチゴ大福より
美味しくないなと思っていたんですが、
豆大福が美味しく感じて30歳になったと思いました」
と笑いながら話し、
「先週、地元で30歳の同窓会を開いたんですが、
その時の会話がみんな大人で
30歳になったんだなと実感しました」
と大人になったことを感じたそう。
さらに、「”高山一実“が何かをするだけでは
物足りないと思うので、”高山一実“じゃなくても、
私のファンじゃない人が見ても素敵だと
思ってもらえるものを作っていく
30代になりたいというのが夢です」
と今後の創作活動に意欲的だ。
すっかり作家としての位置を確率した
彼女の次回作にも期待大。