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HYBE株価が大幅下落、内部対立が悪材料

韓国最大の音楽事務所であるHYBE(ハイブ)
が、内部対立により株価が大幅下落した。
HYBEはK-POPグループ「BTS」などを輩出
し、業界をリードしてきたが、傘下レーベル
である「ADOR(アドア)」の幹部が独立を
図った疑惑が表面化したことが引き金と
なった。

内紛の中心には、ADORのプロデューサーで
あるミン・ヒジン最高経営責任者(CEO)が
関与している。彼が事務所との契約に違反し、
不正にレーベル独立を目論んだとの疑惑が
持ち上がっている。HYBE側は、ミン氏が
関係者との協議や外部投資家との不正な接触を
試み、さらには知人の巫女に対し、
BTSメンバーの兵役免除を願うなど、不正な
行動をとったと主張している。

この一連の騒動は、K-POP業界に大きな波紋を
広げている。ニュージーンズを含むADOR所属
アーティストの活動や発言が、今回の内部対立
と結びつけられ、ファンや業界関係者に大きな
衝撃を与えている。特に、BTSメンバーの兵役
問題や、グループの活動に対する期待感が、
株価の低迷に拍車をかけている。

一方で、ミン氏は自らの立場を弁護し、
HYBE側の主張を否定している。彼は記者会見
で一連の疑惑を報復行為だと主張し、事務所内
での不利益を訴えた。しかし、ベテラン芸能
記者の安鎮庸氏によれば、多くのメディアが
HYBE側の主張に正当性を認めており、K-POP
グループにとっては大きなイメージ戦略上の
打撃となるとの見方が広がっている。

この騒動がいかに収束するかは不透明であり、
SNS上では今後の展開を不安に思うファンの
投稿が多く投稿されている。