6人組グループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉と子役
の稲垣来泉が、5月20日に都内で開催された
映画『ブルー きみは大丈夫』の吹替版完成記念
イベントに登壇した。宮田は物語の中心
キャラクターであるもふもふ“ブルー”の声を、
稲垣は彼を助ける少女・ビーの声を担当する。
本作は、「デッドプール」シリーズで知られる
ライアン・レイノルズが主演し、「クワイ
エット・プレイス」のジョン・クラシンスキー
監督が手掛けた最新作である。孤独な少女と
彼女のイマジナリーフレンドであるブルーの心
温まる物語が描かれている。北米では5月17日
に公開され、初週でNo.1を記録し、
CinemaScoreで最高評価のAを獲得している。
イベントでは、ブルーをイメージしたもふもふ
ステージが登場し、爽やかな青色のブラウス姿
の稲垣が「ブルー、ステージに来てー!」と
呼びかけると、宮田が「もふっ、もふもふ」と
言いながら登場した。宮田は「ブルーの世界観
が反映されていて素敵なステージ」と感心し、
稲垣も「実際にブルーがいたら抱きつきたい」
と笑顔を見せた。
宮田は吹替声優に初挑戦し、「ずっと挑戦
したいと思っていた仕事だったので、嬉しい
気持ちであった。ブルーは想像以上にもふもふ
していて、どういう声を出すか試行錯誤
しながら向き合っていった」と振り返った。
また、初共演した稲垣について「とても大人
っぽく、しっかりしている」と絶賛した。稲垣
も「宮田さんは明るく、場を一気に明るくする
力がある」と称賛した。
宮田は自身が演じたブルーについて「僕も
ずっと楽しくいたいと思うので、ブルーと共通
点がある」と語り、稲垣も「宮田さんは
おちゃらけたところがブルーに似ている」と
コメントした。心がもふもふした出来事と
して、稲垣は「お友達のポメラニアンを抱っこ
したこと」を挙げ、宮田は吹替の経験について
「師匠のような存在である浪川大輔さんとの
共演が目標だったが、それが達成できて感慨
深い」と述べた。
映画にちなんで大切な存在について話が及ぶ
と、稲垣は「クマのぬいぐるみ」と答え、
宮田は「約20年一緒に活動してきたKis-My-Ft2
のメンバー」と答えた。「メンバーは僕の些細
な感情の変化に気づいてくれる、ここまで理解
してくれているのはメンバーだけ」と感謝の
気持ちを語った。
宮田は完成した映画を観て「泣きました!
可愛さと感動が詰まった作品である」と自信を
のぞかせ、「幅広い年齢層の方に見ていただき
たい」とアピールした。
映画『ブルー きみは大丈夫』は6月14日に公開。