米倉涼子主演の人気医療ドラマ「ドクターX
~外科医・大門未知子~」が映画化されること
が決定した。映画のタイトルは「劇場版
ドクターX」で、テレビ朝日開局65周年記念
として12月6日に公開される予定である。
米倉は自身のインスタグラムでこのニュースを
報告し、内田有紀や岸部一徳との共演に対する
感慨を述べた。
「ドクターX」は2012年から2021年まで
7シリーズにわたり放送されており、その間に
多くの視聴者から支持を得ている。劇場版
では、これまで明かされてこなかった
大門未知子の誕生の秘密が初めて描かれる。
米倉は「群れと束縛を嫌う大門未知子とは
裏腹に、いつもの博美の温かさ、そして
晶さんの揺るぎない安心感に包まれ、
また未知子でいられることに幸せを感じる撮影
の日々でした」とコメントし、映画化に向けた
期待を語った。
内田有紀も「大門未知子の相棒として長く
この物語に参加させていただき、米倉さんとは
お互い支え合って、未知子と博美のような
関係性でずっと走ってきました。今回の劇場版
では12年間で築いてきた未知子との歩みの
集大成となっています」と語り、岸部一徳も
「米倉さんは自分の中に生まれた感情を大事に
しながら、全体のチームワークをいつも考えて
いる人。そして、ドラマの撮影の時もそうで
ない時も12年間ずっと晶として接して
くれました」と述べ、映画への期待を示した。
さらに、新米医師時代に未知子に出会い、医療
インフルエンサーに転身しながらも未知子の
影響で医師に戻ってきた森本光役の田中圭、
家族思いで頑張り屋の看護師・大間正子役の
今田美桜、「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれる
加地秀樹役の勝村政信、患者の心に寄り添う
医療を目指す原守役の鈴木浩介、強面で
ありながら憎めない存在の海老名敬役の
遠藤憲一といった豪華キャストも再集結する。
映画の監督はドラマシリーズを手掛けた
田村直己が務め、脚本は中園ミホが担当する。
ティザービジュアルと特報映像も公開され、
ファンの期待が高まっている。米倉は
「私が大きな画面でドクターXを観て
もらいたいと思いプロデューサーとお話しして
実現できました」と語り、本作への熱い思いを
表明した。
「劇場版ドクターX」の撮影は2023年9月から
10月、そして2024年3月から4月にかけて
行われ、現在も鋭意製作中。未知子の誕生の
秘密と彼女が史上最悪の危機に挑む姿が
描かれる本作。12年間のシリーズの集大成と
して大いに期待されている。