映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の新予告映像とポスターが公開された。主演は天海祐希で、公開日は12月13日である。本作は廣嶋玲子氏の人気児童小説を実写化した作品で、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶う駄菓子を手にした人々の運命を描く。
新キャストとストーリーの紹介
新予告編では、主演の天海祐希に加え、新たなキャストとして山本未來や渡邊圭祐が登場する。また、なにわ男子の大橋和也が演じる新米教師・小太郎や、伊原六花演じるファッション雑誌の編集者・相田陽子が中心となり、彼らの抱える悩みが徐々に明らかになる。小太郎の妹・まどか(平澤宏々路)は美大を目指しながらも、自信を失い苦しんでいるという設定だ。
そんな彼らが訪れるのが、不思議な駄菓子屋「銭天堂」。紅子(天海祐希)が営むこの店では、願いが叶う駄菓子が手に入るが、背後には闇の存在「たたりめ堂」のよどみ(上白石萌音)が待ち受けており、物語に不穏な展開をもたらす。
水曜日のカンパネラが主題歌を担当
本作の主題歌「願いはぎょうさん」は、水曜日のカンパネラによって書き下ろされた。軽快なリズムのこの曲は、作品の世界観に合わせて制作され、視聴者がポジティブな気持ちで映画を楽しむことを願って作られたと詩羽は語る。
ポスタービジュアルが表す“光と闇”
公開されたポスタービジュアルでは、紅子を中心に、物語の象徴となる「光と闇」の対比が強調されている。左側には希望に満ちた笑顔の小太郎と陽子が描かれ、右側にはよどみが不敵な笑みを浮かべ、暗い雰囲気を醸し出している。これは願いを叶えることの代償や、人々の欲望に対する警告が示唆されているとのことだ。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は12月13日に公開予定。