9月5日、橋本環奈主演の次期連続テレビ小説「おむすび」(9月30日放送開始)の主題歌がB’zの「イルミネーション」に決定したことを発表した。B’zが朝ドラの主題歌を手掛けるのはこれが初めて。
二人が主題歌に込めた思い
B’zのボーカル・稲葉浩志とギター・松本孝弘は、連名でコメントを発表。「泣いて笑って山を越え谷を越え進んでいくように生きて、たどり着いた場所には、無償の愛情に満ちた輝きを放つイルミネーションが待っている。そんな希望を持ちながらこの『おむすび』の主題歌を作りました。明るいエネルギーあふれるドラマとともに楽しんでいただけたらうれしいです」。
選定のコンセプトは「人々を元気にしたい」
「おむすび」は、橋本環奈演じるヒロイン・米田結がギャル文化に出会い、栄養士として成長しながら「縁・人・未来」を結んでいく物語である。制作統括の宇佐川隆史氏は、「人々を元気にしたい」というシンプルなコンセプトのもと、全力で主題歌の選定に取り組んだ結果、B’zの楽曲が最適であると判断したと語っている。宇佐川氏は、「B’zは平成を、そして現在を代表するヒットメーカーであり、私たちの日々を名曲で支え続けてきた存在」と、その思いを語り、「B’zの楽曲を聴きながら企画書を作成した」との逸話も明かした。
製作陣「思わず涙がこぼれました」
さらに、宇佐川氏は「『イルミネーション』という美しいタイトルの楽曲が届いた際、思わず涙がこぼれました」と感動を振り返った。また、脚本を担当した根本ノンジ氏も同様に涙したことを明かし、「私たちの人生を祝福してくれるかのような楽曲であり、B’zの温かいイルミネーションが皆さまの心に届くことを願っています」と高まる期待を語った。