SHINeeのテミンを含む複数のアーティストのYouTubeチャンネルが、ハッキングにより内容を改竄される事件が発生し、波紋を呼んでいる。
ハッキングの経緯
9月4日、SHINeeのテミンのファンは彼のYouTubeチャンネルに新しい動画が投稿されたことに気づいた。通常であれば新しい動画の公開は驚くべきことではないが、今回の動画にはX(旧Twitter)のCEO、イーロン・マスクが、アメリカ大統領候補カマラ・ハリスとドナルド・トランプの討論に参加するという内容が含まれており、ファンの間で警戒感が広がった。
その後、テミンのアカウントだけでなく、Big Planet Made(BPM)エンターテインメント所属の他のアーティストのチャンネルも同様のハッキングを受けたことが確認された。これらのアカウントには、テスラのプロフィール写真が設定され、動画内容も似たものに変更されていた。ハッキングは、マスク氏がトランプ大統領の再選を支持した後に行われたものだが、今回の行為は非公式の支持者によるものであると考えられている。
BPMエンターテインメントの声明
ファンは、事態の進展に伴いBPMエンターテインメントに対し迅速な対応を求め続けたが、同社は9月5日に公式声明を発表した。
こんにちは。
Big Planet Madeです。
本日(5日)早朝、当社所属アーティストの公式YouTubeチャンネルがハッキングされたことを確認しております。現在、YouTubeと協力し、問題の解決に向けて対応中です。ご不便をおかけし、申し訳ございません。できる限り早くすべてのコンテンツを復元できるよう、最善を尽くします。
いつも応援いただきありがとうございます。
アカウント削除の発生
ハッキングの解決に向けた取り組みの中で、YouTubeまたはハッカーのいずれかが、ハッキングに関与したすべてのアカウントを削除したと見られている。
現在、被害を受けたアーティストには、テミン、VIVIZ、BADVILLIAN、そしてBPMエンターテインメントの公式アカウントが含まれている。