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帝劇とニッポン放送がコラボ、特別番組を放送予定

KinKi Kidsの堂本光一(45)と俳優の井上芳雄(45)が、2025年2月14日に東京・帝国劇場でニッポン放送の「オールナイトニッポンGOLD~帝劇クロージングSP~」のパーソナリティーを務めることが決定した。番組は、建て替えを控える帝国劇場の閉館直前に行われる特別な生放送となる。帝劇とニッポン放送がコラボレーションするのは初めての試みで、リスナーとともに劇場への感謝を込めた一夜限りのイベントとなる予定だ。

帝国劇場と2人の深い縁

堂本光一と井上芳雄は、いずれも2000年に初めて帝国劇場の舞台を踏んだ。同じ年に帝劇デビューを果たした彼らは、以降四半世紀にわたり帝劇のミュージカルを牽引してきた存在である。堂本はミュージカル「Endless SHOCK」の主演を務め、帝劇において前人未到の単独最多主演記録を樹立中だ。一方、井上は「エリザベート」などの代表作を持ち、ミュージカル界のトップに君臨している。2人は2018年に共演した「ナイツ・テイル-騎士物語-」でも親交を深め、今回の特別番組で初のパーソナリティーとしてタッグを組むことになった。

番組の内容と「帝劇Letters」企画

今回の番組では、帝国劇場にまつわる思い出やエピソードを中心に、劇場内を案内しながらトークを繰り広げる予定だ。リスナーからの「帝国劇場への手紙」を募集する企画「帝劇Letters」も実施される。応募された手紙は番組内で紹介され、堂本や井上が代読する予定である。また、採用されたリスナーには、帝劇の歴史を象徴する緞帳「金彩」の一部がプレゼントされる。この緞帳は1966年に現在の劇場で初めて使われたもので、特別な意義を持っている。

帝国劇場の今後

帝国劇場は、2025年2月をもって建て替えのため一時休館する。現在上演中の「DREAM BOYS」に続き、「Endless SHOCK」や「レ・ミゼラブル」などが最終公演として予定されており、最後の演目は「THE BEST~New HISTORY COMING~」が予定されている。帝劇の歴史に幕が降ろされるまで、残り少ない公演が行われる予定だ。

帝国劇場とそのファンにとって特別な夜となる2月14日、堂本光一と井上芳雄がパーソナリティーを務める一夜限りのラジオ番組を通じ、劇場への感謝と愛が再確認されることだろう。