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空気階段・水川かたまり、映画『死に損なった男』で初主演

お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまり(34)が、2025年2月21日公開予定の映画『死に損なった男』(監督:田中征爾)で映画初主演を果たすことが明らかになった。本作は完全オリジナルストーリーで、気鋭の田中監督が手掛けた作品である。

初主演の挑戦

水川が演じるのは、構成作家・関谷一平という役柄。彼はお笑いに憧れ、夢を叶えたものの、報われない日々に疲弊し、自殺を決意する。しかし、タイミングの悪さから死に損ない、幽霊と出会うことに。その幽霊から「娘に付きまとっている男を殺してほしい」と依頼されるところから、物語が展開していく。

映画初主演に対し、水川は「監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、目的地という名のゴールまでたどり着きました」と自身の感想を述べている。

水川のコメント

水川は、自身の本名「航太」にかけ、「この世界を太く逞しく航海していって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれた」とし、映画出演を「本当に感謝の大航海でした。頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください」と語った。

田中監督の期待

監督の田中征爾は、13年ほど前にメモ帳に書き留めたアイデアが映画として実現したことに感謝を表明。「水川さんの主演デビューを目撃できて幸運でした。毎回カメラを回すたびに嬉しい気持ちにさせてくれました」と、水川の演技に対する期待感を示した。

映画の公開

『死に損なった男』は、田中監督が手掛けるオリジナルストーリーで、2025年2月21日に全国公開される予定である。構成作家として生きる主人公が幽霊との奇妙な出会いを通じて辿る運命を描いたこの作品に、水川がどのような新たな一面を見せるのかが注目される。