俳優の梅沢富美男(73)が、タレントの藤田ニコル(26)の結婚式で父親役を務めたことを自身のSNSで報告した。梅沢は長年にわたり藤田と共演し、彼女から「父親の代わり」として式に招待されたことに感激の意を表した。
藤田ニコルとの絆と「父親代わり」の役割
梅沢は11月2日に行われた藤田の結婚式に参加し、「僕の娘の結婚式でした」とコメントを添え、藤田との写真を公開した。10代から藤田と共演してきた梅沢にとって、この役割を引き受けることは大きな喜びだったようだ。梅沢は、「にこるんが10代のときからたくさん共演させてもらい、結婚式に招待してもらえたこと自体が嬉しいのに、お父さんがわりにお色直しのエスコートもさせてもらいました」と感動を語った。
数年前、藤田とテレビ番組で「結婚式のリハーサル」として梅沢が父親役を務めたことがあった。その時、藤田が「本当の結婚式でもお願いします」と伝えてくれたエピソードを振り返り、「覚えていてくれて本当に嬉しかった。素敵な花嫁さんの父になれて感無量です」と語った。
藤田ニコルのこれまで
藤田はロシア人とポーランド人の父、日本人の母との間にニュージーランドで生まれ、幼少期に両親が離婚してから母親に育てられた。藤田は近年、父との関係について「4年前に完全に消滅した」と告白しており、母のサポートで芸能界で活躍を続けてきた。そうした背景もあり、今回の結婚式で梅沢が「父親代わり」を務めたことは特別な意味を持っていた。
新郎新婦を祝福
藤田は2023年8月に俳優の稲葉友(31)との結婚を発表。式に出席した梅沢は、「みんながハッピーな気持ちになる素敵な結婚式でした」と振り返り、「改めておめでとう!末長くお幸せに!」と祝福の言葉を添えた。
また藤田も、自身のSNSで「ドキドキしながら梅沢さんにお願いした日のことを思い出します」と述べ、梅沢がモーニングを着て式に臨んでくれたことに深い感謝を示している。藤田は「本当に一緒に歩いている時、胸がぎゅっとなりました」と感動の思いを綴った。