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「恋は敵だ!」 — 映画「ロマンティック・キラー」実写化決定 上白石萌歌、高橋恭平、木村柾哉、中島颯太が主演

百世渡の人気漫画「ロマンティック・キラー」の実写映画化が決定した。公開は2025年12月12日を予定する。主演は上白石萌歌、なにわ男子の高橋恭平、INIの木村柾哉、FANTASTICSの中島颯太が務め、4人による“クアトロ主演”が話題を呼んでいる。監督は「ヒロイン失格」「賭ケグルイ」などで知られる英勉が担当し、原作のドタバタ青春ラブコメディを映画ならではの“驚きの結末”で描く。

原作は2018年にLINEマンガ インディーズで公開され、「第1回LINEマンガ大賞」で銀賞を受賞。その後、少年ジャンプ+に移り「第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞」で大賞を獲得した。全4巻の単行本が刊行され、2022年にはNetflixでアニメ化され全世界配信された。物語は、恋愛に興味がない女子高生・星野杏子が、魔法界から来た魔法使いリリによる恋愛トラップに巻き込まれるコミカルな青春ラブコメディだ。

豪華キャストが織りなす青春と恋の物語

映画では、恋愛を拒む“干物女子高生”星野杏子役を上白石萌歌が演じる。杏子と急接近する3人の同級生として、クールな転校生・香月司役に高橋恭平、天然な野球部エース・速水純太役に木村柾哉、上から目線の某国王子・小金井聖役に中島颯太が配役された。それぞれの個性がぶつかり合う中、笑いとアクション、ときめきが交錯する物語が展開する。

上白石は「原作を読んで杏子のたくましさに笑い、ほろりとし、この世界のとりこになった。ジェットコースターのような新感覚の作品」とコメント。高橋は「自分とリンクする部分が多く、楽しく演じた」と振り返り、木村は「純粋でいちず、どこか抜けている純太が大好き」と語る。中島も「ピュアで魅力的な聖を丁寧に演じた」と自信を見せた。

豪華トリプルテーマソングと特報公開

映画のテーマソングは、なにわ男子、INI、FANTASTICSがそれぞれ書き下ろしの新曲を提供。豪華なトリプルテーマソングが作品を彩る。公開された30秒の特報では、壁ドンや床ドンなどロマンティックな展開が押し寄せる中、杏子がモップを振り回す姿が収められている。ティザービジュアルには、杏子と3人の男子、無数の男子たちがデザインされ、賑やかな雰囲気を伝える。

原作者と監督のコメント

原作者の百世渡は「実写映画化は奇跡のよう。脚本は原作以上にカオスで圧倒された」と喜びを語る。英勉監督は「キュートで強い萌歌さんと、クールで素直な男子たちを楽しんでほしい」とコメント。プロデューサーの今井翔大は「全人類が恋に落ちるパラディーゾ。笑いとロマンティックが特盛の映画」とアピールした。

撮影と公開情報

撮影は2024年9月から11月にかけて関東近郊で行われた。特報は24日からWEB、27日から劇場で公開される。映画「ロマンティック・キラー」は、笑いと青春、恋のドキドキが詰まった作品として、幅広い世代に楽しめる仕上がりとなっている。公開まで続報に注目が集まる。

映画情報

  • 公開日: 2025年12月12日(金)
  • 監督: 英勉
  • 脚本: 山岡潤平
  • 原作: 百世渡「ロマンティック・キラー」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
  • 出演: 上白石萌歌、高橋恭平、木村柾哉、中島颯太ほか
  • 配給: 東宝
  • 特報: https://youtu.be/-tNF2f2kXK8

(C)2025「ロマンティック・キラー」製作委員会 (C)百世渡/集英社