TBS系で7月4日よりスタートする金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』（毎週金曜22時～）の制作発表会見が6月28日、都内で開催された。主演の高橋海人（King & Prince）をはじめ、中村倫也、新木優子、三浦誠己、豊田裕大、久間田琳加、伊藤淳史、井浦新ら主要キャストが出席し、撮影現場でのエピソードなどが語られた。
高橋海人、家族伝来の料理「ボングー」を紹介
高橋は同世代の共演者・豊田裕大から好きな食べ物を尋ねられると、「高橋家に伝わる『ボングー』という料理があります」と紹介。豚肉とニンニクを炒め、辛子醤油にディップしてご飯に乗せるというオリジナル料理であり、「めっちゃ美味しくて。目指すは国民料理」と語り、会場の笑いを誘った。「ご褒美の時は“ボングー”って言うくらい好きだった」と、その愛着を明かした。
中村倫也「ボングーと子猫で絵本を作りたい」
一方、中村はリフレッシュ法として料理や家事、散歩、さらには「みんなの笑顔」を挙げた。高橋が撮影中に疲れていた際に、中村が「子猫の動画で癒されている」と話していたことを紹介し、中村は「ヒーリング効果がある」と同調。「ボングーと子猫っていう絵本を作りたい」と冗談交じりに語り、和やかなムードに包まれた。
昆虫探しに夢中？主演・高橋の意外な素顔
酷暑の中での撮影エピソードとして、新木優子は「高橋さんと豊田さんが昆虫を探しに行っていた」と証言。高橋は「グーの縦くらいのカミキリムシを見つけた」と語り、「『見て見て』って撮影の合間に虫を捕まえていた」と振り返った。これに対し中村は「スタッフが主演の高橋海人を探していた」と明かし、「『どこ行ったんですかね？』と聞かれたので、『さっき虫探しに行ったよ』と答えた。初めて仕事場で言いました」と笑いながらコメントした。
「稀代のトークのファンタジスタ」中村が高橋を絶賛
また、ドラマの内容にちなみ「共演者に異能力があると感じた瞬間」について聞かれると、中村は高橋を「稀代のトークのファンタジスタ」と称賛。かつての番組出演時に「オリオン座の近くの星の土地を持っている」と真顔で語っていたことを紹介し、「5～6分くらい話していて、何を言っているんだろうと思った」と苦笑した。高橋は「ちゃんと盾を持ってます」と主張し、笑顔でその“土地所有”の真偽について語った。
以上のように、制作発表会見では和やかな雰囲気の中、出演者たちの個性あふれるやりとりが披露された。『DOPE 麻薬取締部特捜課』はシリアスな題材を扱いつつも、現場では笑いの絶えない充実した時間が流れているようだ。
