東京都内で29日、音楽劇『エノケン』(10月7日~26日、東京・シアタークリエ)の製作発表記者会見が行われた。本作は、戦前から戦後まで昭和の日本を笑いで照らし、“エノケン”の愛称で親しまれた喜劇俳優・榎本健一の波乱の人生を、お笑いタレントで小説家の又吉直樹が新作戯曲として書き下ろした。主演は市村正親が務め、松雪泰子、豊原功補、本田響矢が出演する。東京公演のほか、大阪、佐賀、愛知、川越での上演も予定されている。
市村は会見で、劇中で使用されるエノケンの代表曲「私の青空」を力強く熱唱。エノケンの故郷が市村の出身地である埼玉県川越市と同郷であることに触れ、「子供の頃、埼玉の映画館でエノケンの映画を見た。縁を感じる」と語った。
本田響矢、7年ぶりの舞台で一人二役に挑戦
本田響矢は、エノケンの息子・榎本健一と劇団員・田島太一の一人二役を演じる。会見で初めて明かされたこの配役について、本田は「スポンジの気持ちで吸収し、学びながら頑張りたい」と意気込みを述べた。約7年ぶりの舞台となる本田にとって、昭和を舞台にした作品は今年2作目となる。ドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)でも昭和時代を演じた本田は、「2025年の半分は昭和に生きている。令和がほぼない年になる。昭和と縁があるのかな」と笑顔で語った。
『めおと日和』の反響と新たな挑戦
本田は『めおと日和』出演後の反響についても明かした。「街で声をかけられることが増えた。学生時代からの友人の母親にサインを求められたのは新鮮だった」と話し、反響の大きさを実感している様子だった。また、会見では市村が本田に劇中での歌唱について「1曲くらい歌わせてほしい」と演出家に提案する場面も。本田は「いいんですか?」と笑顔で応じ、先輩との温かいやり取りを見せた。
市村正親と松雪泰子の初の本格共演
市村と松雪泰子はドラマでの共演経験があるが、本格的な共演は本作が初。松雪はエノケンの前妻と後妻の二役を演じる。市村は「松雪さんの美しさが際立つ。彼女が演じることで浮気感がなくなる」と冗談交じりに称賛し、会場の笑いを誘った。
豪華キャストとスタッフが集結
製作発表には、脚本の又吉直樹、演出のシライケイタも出席。昭和のエンターテインメントを支えたエノケンの人生を、豪華キャストとスタッフが現代に蘇らせる。公演は10月からスタートし、各地で観客を魅了する予定だ。
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- 「2025年の半分は昭和に生きている」本田響矢と市村正親が音楽劇『エノケン』で昭和の喜劇俳優の人生に挑む
- 市村正親「縁があるんだな」本田響矢と松雪泰子が共演する音楽劇『エノケン』製作発表の舞台裏
- 「浮気感がなくなる(笑)」市村正親と松雪泰子が本田響矢と挑む昭和の舞台『エノケン』
- 本田響矢「昭和とご縁があるのかな」市村正親主演の音楽劇『エノケン』で一人二役に挑戦
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