フィリピンの国民的ガールズグループBINIが、新曲「Shagidi」のミュージックビデオを8月8日に公式YouTubeチャンネルで公開した。フィリピンの伝統的な遊び「シャギディ・シャポポ」をテーマにした本作は、グループのエネルギッシュでカラフルな魅力を表現し、公開から数日でYouTube再生回数が60万回を突破している。
メンバーの率直な反応
MV公開イベントで、Aiah、Colet、Maloi、Gwen、Stacey、Mikha、Sheena、Jhoannaが「Shagidi」の魅力を語った。Staceyは「ストリート感が最高！ 遊び心のあるシーンやダンスバトルが詰まっていて、めっちゃ満足」と興奮。Mikhaは「クリエイティブなショットと、フィリピン人や外国人も含めた多様なキャストがシャギディを楽しむ姿が好き」と多様性を称賛した。
Sheenaは「夜の撮影で暗さが心配だったけど、めっちゃ明るくてカラフルな仕上がりになった」と安堵。Maloiは「素材が無駄なく使われ、ミックスメディアの使い方がめっちゃ綺麗」と満足感を示した。Coletは「1日だけの撮影で時間はタイトだったけど、最高の結果になった」と振り返り、Jhoannaは「スタイリングがバッチリ」と強調。Aiahは愛犬Honeyの出演を明かし、「私たちが踊る中、Honeyがそこにいたの」と笑顔で語った。Gwenは「BINIの元気でカオスなエネルギーがMVにバッチリ反映されてる」と総括した。
文化的背景と意義
「Shagidi」は、フィリピンの「Buwan ng Wika（言語月間）」に合わせてリリースされ、伝統的なゲームを通じてフィリピン文化を世界に発信する意図を持つ。Jhoannaは「地元の人には誇りを感じてほしいし、海外の人にはフィリピンの遊びやダンスを知ってほしい」とコメント。楽曲はAngela Ken、Marqueze Parker、Tommy Brownらとダバオの音楽キャンプで制作された。
撮影の裏話
MVはバレンシア市のスケートパークで1日で撮影された。Coletは「車の往来や通行人を避けながらの撮影は大変だったけど、うまくやり切った」と語る。88人のファン「Blooms」が参加したプレビューイベントでは、メンバーと共に初公開の瞬間を祝い、会場は熱気に包まれた。
直近のBINIの活動
BINIは「BINIverse World Tour 2025」の成功を受け、精力的に活動中だ。ツアー後の3週間で、メンバーたちは旅行や家族との時間、ボランティア活動に励んだ。Sheenaは動物保護団体で子犬を「Mamay」と名付けたエピソードを披露し、ファンとの繋がりを深めている。
視聴情報
「Shagidi」MVはYouTubeで公開中。Instagramでもプロモーション動画が公開されている。フィリピン文化とBINIの活力を融合させた本作は、国内外で高い評価を受けている。
