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「この人生は、本当は君のものだから」 — 芳根京子×高橋海人共演、入れ替わり人生を描く『君の顔では泣けない』予告公開

映画「君の顔では泣けない」の本予告がYouTubeで公開された。本作は、君嶋彼方による同名小説を原作とし、高校1年生の夏に心と体が入れ替わった坂平陸と水村まなみの15年間を描く。主演は芳根京子と高橋海人(King & Prince)。監督・脚本は坂下雄一郎が務め、11月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。

予告編の内容

予告編では、プールでの出来事をきっかけに体が入れ替わった陸とまなみが、戸惑いながらも学生生活を送る姿が映し出される。入れ替わったまま進学、初恋、就職、結婚、出産といった人生の転機を経験し、30歳の夏にまなみが「もとに戻る方法がわかったかも」と告げる場面が登場。親との別れや「戻りたくないわけないでしょ!」と感情を吐露するシーン、「この人生は、本当は君のものだから」という言葉が、物語の切なさを強調するという。

キャストとビジュアル

芳根京子が高橋海人演じる陸の体に入ったまなみを、高橋海人が芳根京子演じるまなみの体に入った陸を演じる。高校時代の2人は西川愛莉と武市尚士が担当。そのほか、中沢元紀、林裕太、石川瑠華、前野朋哉、前原滉、ふせえり、大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が出演。メインビジュアルは、7月の第3土曜日に喫茶店「異邦人」で近況報告を交わす2人の姿に、「人生を交換したのが、君でよかった」というコピーが添えられた。

物語の魅力

原作は2021年9月に発売された君嶋彼方のデビュー作。入れ替わったまま15年を過ごす2人が、互いの人生を背負いながら成長する姿を、切なくも鮮やかに描く。予告編では、初恋や親との別れ、夢への葛藤といった人生の機微が丁寧に表現され、2人の絆と葛藤が観客の心を掴む。

公開情報

「君の顔では泣けない」は、11月14日より全国公開。人生の交換を通じて生まれる感動と葛藤を描いた本作に注目だ。


(C) 2025「君の顔では泣けない」製作委員会