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BINI、「BINIfied」年越しパーティーをフィリピンアリーナで開催 2025年11月29日に新曲とソロステージで魅せる

フィリピンの8人組ガールズグループBINIが、11月29日にフィリピンアリーナで「BINIfied」と題した年越しパーティーコンサートを開催する。「Nation’s Girl Group」として知られるBINIは、8月21日に公式Xで「Blooms!BINIfiedの時間だ!2025年を最高の年越しパーティーで一緒に祝おう」と発表。新曲、メンバーによるソロステージ、サプライズパフォーマンスが予定されており、チケット価格や詳細は後日公開される。

コンサートの見どころ

「BINIfied」は、2025年2月15日に同会場で開催された「Grand BINIverse: The Valentine Repeat」で55,000席を完売したBINIの2度目のフィリピンアリーナ単独公演である。このコンサートでは、新曲「Blink Twice」の初ライブパフォーマンスや「Salamin, Salamin」「Pantropiko」などのヒット曲に加え、メンバーごとのソロステージが披露される。SheenaとMaloiは、Rapplerのインタビューで「新アルバムに英語とフィリピン語の楽曲を収録し、コンサートで披露する」と明かした。ファンからは「ソロステージが楽しみ」「BINIの進化が止まらない」と期待の声がXで広がっている。

BINIの2025年の活躍

BINIは、2025年に「BINIverse World Tour 2025」を成功させ、ドバイ、ロンドン、米国、カナダを巡り、6月21日にフィリピンでツアーを締めくくった。ツアー初日のフィリピンアリーナ公演では、Makiがゲスト出演し「Namumula」と「Dilaw」を披露。ロンドン公演ではフィリピン系英国人シンガーのClarissa Maeが、LA公演ではeaJがコラボパフォーマンスを行った。7月にはSB19らと「OPM Con 2025」で同会場に出演し、P-POPの魅力を発信。9月28日のカガヤン・デ・オロと10月12日のイロイロでは、「BINIverse」「MINIverse」ファンイベントを開催する。

音楽と文化的影響

BINIは、2021年のデビューシングル「Born to Win」以来、P-POPシーンを牽引。2024年の「Pantropiko」はTikTokでダンスチャレンジがバズり、Spotifyで1億回再生を突破。EP「Talaarawan」の「Salamin, Salamin」はBillboard Philippines Songsで1位を獲得した。2024年にはSpotifyのTop Artist Global Chartで193位、フィリピン初のアーティストとしてDaily Top Artistsで1位を記録。Billboard Koreaの「Voices of Asia Award」やMTV Europe Music Awardsの「Best Asia Act」など、国際的な受賞歴も豊富である。

ファンとの絆と社会的影響

BINIのファン「Blooms」は、8月21日のDolphy Theaterでのフォトジャーナルイベントでグループとの絆を深めた。このイベントでは、メンバーからの手書きメッセージや舞台裏の写真が展示され、ファンとの交流が感動を呼んだ。ColetはPhilippine Daily Inquirerで「私たちの声が社会的な話題に影響を与える責任を感じる」と語り、女性のエンパワーメントを重視。2025年2月にはStar Magicと契約を更新し、5月には「Aurora Music Festival」で2日間ヘッドライナーを務めた。

今後の展望

「BINIfied」は、BINIの新アルバムの楽曲を初披露する場となり、2月27日発売のEP「Biniverse」に収録される英語曲やJae Parkとのコラボ曲が期待される。Xでは「#BINIfied」がトレンド入りし、「フィリピンアリーナがBINIで埋まる」「P-POPの歴史を作る」との声が上がる。55,000席の会場を再び完売させた実績を持つBINIは、フィリピン音楽と文化を世界に発信し続けるだろう。


(C) ABS-CBN