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BINI Jhoanna、グループの成功と共に投資を明かす ジャーナリズムを学ぶ大学進学の夢も語る

フィリピンのP-POPガールズグループBINIのリーダー、Jhoanna(ジョアンナ・クリスティン・ロブレス)が、グループの成功に伴う自身の財務管理について語った。オギー・ディアスが運営するYouTubeブログのインタビューで、Jhoannaは「母は投資をしたいという私の意向をとても応援してくれる。すでに土地、車、マンションを購入した」と明かした。BINIは2024年にBillboard Philippinesの「Global No. 1 Artist」に選ばれ、「Pantropiko」や「Salamin, Salamin」などのヒット曲で国内外での人気を確立している。

Jhoannaは、家族への深い愛情も示した。「一人っ子なので親からお金を要求されることはないが、家族や親戚に還元する気持ちが嬉しい」と述べ、「大きなイベントでは、家族全員で食事を共にするのが好き。人数や費用に関係なく、一緒にいられることが大事」と語った。彼女の家族との絆は、2024年6月の「BINIverse」初コンサート前のTikTok動画でも話題となり、親戚十数人と共に食事や祈りを楽しむ様子が公開された。

ジャーナリズムへの夢と教育の重要性

音楽活動以外に、Jhoannaは放送ジャーナリストになる夢を抱いている。2025年4月と10月にABS-CBNの「TV Patrol Express」でゲストニュースキャスターを務めた経験を振り返り、「正式にジャーナリズムを学びたい。プロのジャーナリストはしっかり学んでいるので、私もそのプロセスを経験したい」と意欲を語った。しかし、「今のスケジュールでは時間が足りない」と、現実的な課題も認めた。

2025年5月、Jhoannaは日本-フィリピン技術研究所(Humanities and Social Sciences専攻)で高校を卒業し、特別表彰を受けた。ABS-CBNのインタビューで、「今の成功は永遠ではない。プランBとして学業を終えることが重要」と強調。「親にとって私たちがアーティストとして夢を叶えたことは嬉しいが、学業を終えることが彼らの最大の願い」と語り、大学進学への意欲を示した。「ただ勉強するだけでなく、しっかり学びたい」と、真剣な姿勢を明かした。

BINIの活動とJhoannaのリーダーシップ

BINIは、2021年6月のデビューシングル「Born to Win」以来、フィリピンのP-POPシーンを牽引。2025年2月にはEP「BINIVerse」をリリースし、シングル「Blink Twice」で国際的な注目を集めた。Jhoannaはグループのリーダー、メインラッパー、リードボーカルとして活躍し、2023~2024年には舞台『Tabing Ilog the Musical』で主演を務めるなど、演技の分野でも才能を発揮。

2025年の「BINIverse World Tour」では、フィリピンアリーナでの55,000席完売公演を皮切りに、ドバイ、米国、カナダ、英国を巡った。JhoannaはTeen Vogueのインタビューで、「女性が控えめであるべきというフィリピンの伝統を破り、自己主張や夢の追求を奨励したい」と語り、グループのメッセージ性を強調。 しかし、2025年7月の映画『Sunshine』に関する発言が議論を呼び、SNSで謝罪する出来事もあった。彼女は「意図と異なる受け取られ方をした」と謝罪し、監督のアントワネット・ジャダオネから支持を受けた。

ファンと社会への影響

Jhoannaのリーダーシップは、ファン「Blooms」から高い支持を得ている。2025年5月、彼女とメンバー数人が不適切な会話に関与したとされる動画が拡散され、批判を受けたが、即座に謝罪。彼女は「責任を負い、学び続ける」と表明し、ファンの信頼を維持した。 Xでは、「#Jhoanna」がたびたびトレンド入りし、「リーダーとして立派」「学業と両立する姿に感動」との声が寄せられた。彼女の投資や学業への姿勢は、若いファンに「努力と夢の両立」を示すロールモデルとなっている。

Jhoannaの今後の展望は

Jhoannaは、11月29日のフィリピンアリーナでの「BINIfied」年越しパーティーで新曲披露やソロステージを予定。Billboard Philippinesのインタビューで、「音楽以外の新たな挑戦」を予告し、ファンに期待を煽った。 大学進学については、「スケジュールが厳しいが、学びを深めたい」と意欲的である。BINIのグローバルな成功と共に、Jhoannaの投資、演技、ジャーナリズムへの挑戦が、フィリピンの若者に新たな可能性を示すだろう。


(C) ABS-CBN