P-POPグループBINIが、2025年のBINIverse World Tourを終え、メンバーのMaloi Recaldeが自身のSNSでツアーの最終公演を振り返り、思い出を共有した。5月18日にドバイで始まったこの14都市を巡る国際ツアーは、ロンドン、ニューヨーク、ワシントン、ローズモント、ヒューストン、ダラス、ラスベガス、ロサンゼルス、テメキュラ、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバーといった主要都市を巡った。Maloi(マロイ)は、Aiah(アイア)、Colet(コレット)、Gwen(グウェン)、Stacey(ステイシー)、Mikha(ミカ)、Jhoanna(ジョアンナ)、Sheena(シーナ)とともに、世界中の観客を魅了するパフォーマンスを披露した。
シアトルとバンクーバーでの感動的なフィナーレ
Maloiはシアトル公演を特別な体験として振り返り、初めて前髪なしのヘアスタイルに挑戦したことを明かした。「シアトルでは初めて前髪なしのヘアスタイルに挑戦したけど、最初は緊張したけど、めっちゃ楽しかった!観客の盛り上がりがすごかった!」と投稿。また、会場を「最も美しい会場の一つ」と称賛し、パブリックマーケットセンターで味わったチョコレートミルクシェイクやシナモンロールの美味しさも語った。
ツアー最終公演のバンクーバーでは、Maloiは感情が高ぶったと述べ、「バンクーバーは最後の公演で、めっちゃ感動した。泣くのを我慢したけど、ほんとすごかった。ファンの愛に感謝!」とファンへの感謝を伝えた。
各都市のハイライトとファンとの絆
Maloiは各都市での印象的な瞬間を記録し、グループの世界的な人気とファンとの繋がりを示した:
- ドバイ:温かい歓迎に感謝し、4日連続で食べたドバイチョコレートとビリヤニの美味しさを振り返った。
- ロンドン:「今まで行った中で一番美しい都市!」と称え、フィッシュ&チップスや街角での読書を楽しみ、ロマンチックな雰囲気に魅了された。
- トロント:ファンの大声援が印象的で、公園で見たタンポポに願いをかけたと語った。
- ニューヨーク:「眠らない街!」で、コンサートや第127回フィリピン独立記念日パレード、インタビュー、ソーホー訪問など多忙な時間を過ごした。
- ワシントン&ローズモント:ヒーターの使い方が分からず「溶けた氷で沐浴したみたい」と笑いものに。ローズモントではバナナボンボン味のジェラートを楽しんだ。
- ヒューストン&ダラス:連続公演のエネルギッシュな歓迎に感動し、「ヒューストンとダラスは兄弟みたい」とコメント。
- ラスベガス:フィリピンの暑さに匹敵する熱い歓声に圧倒され、特別な思い出となった。
- ロサンゼルス:ファンが用意したサプライズに感謝し、eaJとの「Secrets」のパフォーマンスが話題に。
- テメキュラ&サンフランシスコ:テメキュラのチュロスやサンフランシスコの「脳細胞が揺れる」ほどの歓声が忘れられないと述べた。
帰国前のプライベートな時間
フィリピンに帰国する前、Maloiはバンクーバーで一人で過ごした時間を振り返った。地元のレストランで食事をし、チャールソン公園でリッキー・リーの『Bahay Ni Marta』を読みながら、シンデレラのアルバムを聴いた。「愛とサポートとエネルギーをありがとう!生きるのがますます楽しくなる!」とファンに改めて感謝を伝えた。
ツアーの成果と今後の予定
BINIverse World Tour 2025は、5万枚以上のチケットを売り上げ、北米および西洋での最大のPポップツアーとなった。ツアーはフィリピンアリーナでの完売公演で幕を開け、BINIは同会場で単独コンサートを開催した初のフィリピンアーティストとなった。
BINIは現在、2025年6月29日にパサイ市のSMモール・オブ・アジア・アリーナで開催される無料ファンイベント「Here With You」の準備を進めている。このイベントはグループの4周年を祝うもので、2025年ニューヨークフェスティバル最終候補にノミネートされた『BINI Docu Chapter 3』の初公開も含まれる。
ファンと批評家の称賛
ファンはBINIのパフォーマンスを絶賛し、特にMaloiの「Shagidi」や「Lagi」でのボーカルが注目を集めた。X上では、ロサンゼルスでのステイシーとのダンスパフォーマンスやローズモントでの感動的な歌唱が話題に。BINIのエネルギッシュな振付とライブボーカルは、K-POPのレジェンド「BoA」に例えられ、ワールドクラスの実力を証明した。
BINIのグローバルな影響力は拡大を続け、音楽とステージでの存在感で世界中のファンを魅了している。
(C) ABS-CBN