中島健人がソロツアー「KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025 ‘N / bias’ 巡」を7月17日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで締めくくった。7都市12公演で計3万人を動員した本ツアーは、2024年12月にリリースしたソロアルバム「N / bias」を携えた全国公演。ホール会場ならではの親密な演出で、ファン「U:nity」との絆を深めた。昼公演では、16曲を披露し、会場は熱狂に包まれた。
物語性豊かなステージ
ツアーは、有明アリーナ公演のストーリーを継承。オープニング映像では、悪者から英雄へと復活した中島がCMや番組で活躍する姿が描かれた。「CANDY ~Can U be my BABY~」でスタートし、「SHE IS…LOVE」でU:nityに愛を伝え、「Hey!! Summer Honey」では客席でハイタッチを交わすなど、ファンとの距離を縮めた。最新シングル「MONTAGE」では澤野弘之の壮大なサウンドに乗せ、キレのあるダンスを披露。「Bye Bye Me」では5色のライトとマイクスタンドを使ったパフォーマンスで強い決意を示した。
ファンとの絆とユーモア
中島は「今日を生きがいにがんばってきた人?」と問いかけ、「つらいことも悲しいことも全部ヒトゴト」と笑顔で語り、ミステリアスな「ヒトゴト feat. Kento Nakajima」を披露。ミッションコーナーでは、ブログ「KenTeaTime」に関するクイズに挑戦し、チーフマネージャーの手料理を獲得。「Jasmine Tea」ではシャボン玉が漂う幻想的なステージでリラックスした時間を演出した。また、「ViVi国宝級イケメンランキング」ADULT部門1位受賞をU:nityに感謝し、「ライブをやる理由はU:nity」と述べた。
未来への夢と台北公演発表
公演中、中島は「俺、すげえやつになりたい」と宣言。「2年で絶対東京ドームに行く。U:nityとの関係性を日本中に自慢したい」と力強く語り、ドームでの「ピカレスク」合唱を夢に掲げた。さらに、「闇は晴れた。これからはきれいな光を一緒に見に行こうよ」とU:nityに呼びかけ、リードトラック「ピカレスク」で会場を一体に。アンコールでは「jealous」「Unite」を披露し、ダブルアンコールで新曲「JUST KENTY☆」を初披露。「俺はみんなの一番星だよ」と輝く笑顔で締めくくった。また、9月14日に台湾・Zepp New Taipeiで初の海外単独公演「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 in TAIPEI ‘N / bias’ 凱」を開催すると発表。「台北でしか見られない演出を届ける」と意気込みを語った。
印象的なエピソード
公演中、親友の岩本照(Snow Man)が客席にいることを発見した中島は、「こっそり来たな? いろんなときを支えてくれた親友」と喜びを爆発させた。また、宮城公演でU:nityが「ピカレスク」を歌ったことが特に印象的だったと振り返り、「歌で繋がれる美しさを感じた」とコメント。ツアーを通じて「U:nityの歓声の勢いに驚いた。愛には愛で返してもらえるライブ」と語った。
セットリスト
- CANDY ~Can U be my BABY~
- SHE IS…LOVE
- Hey!! Summer Honey
- ヒトゴト feat. Kento Nakajima
- Raise Your Light
- MONTAGE
- Bye Bye Me
- Mission
- Jasmine Tea
- Heartbeats
- 迷夢
- 碧暦
- ピカレスク
<アンコール> - jealous
- Unite
<ダブルアンコール> - JUST KENTY☆